丘の上の広場の樹木
12月28日(水)
坂を上がり切ったところに、以前マツがあったが、今は無くなっている。切株が2本あるので、そのうちの1本がマツになる。しかし、もう1本は何だったか思い出せない。道沿いに2本のホオノキが2本ある。写真では、中央に重なるように見えている。以前、この樹の幹を見ていた時、トチノキに思えた。ところが、この樹が大きな白色の花をつけ出したので、見間違えしていたことに気が付いた。改めて見直すと、ホオノキの幹は灰白色で、滑らかである。正面の緑色をした樹はスダジイで、その右はイチョウである。
坂を上がったところの正面
坂を上って行くと、左側にソメイヨシノの大きな樹が現れ、その横に小さなコナラの樹が2本とカエデの樹がかたまっている。右端の大木の樹形はケヤキに似ているが、上の方の幹を拡大して見ると、横縞の皮目が現れてくる。従て、ソメイヨシノになると思う。
坂を上がったところの左側
ここからは、しばらく平坦な道になる。尾根道のようなところなので、日がよく当たる。左側の斜面は、滝の広場へ通じる。ここにはコナラやカエデが沢山ある。もちろんこの中にソメイヨシノも入っている。日の当たる側はスダジイが連続している。この先へ進むと、モッコクが現れてくる。
坂を上り、平坦になったところ
ここからは緩やかな坂となる。左側はコナラが消え、樹種が変わってくる。中央付近に見えるのはクスノキになる。この樹もクスノキと分かるまでは、色々な事があった。葉を見た時、3脈が目立ったので、シロダモではと思った、しかし冬芽を見て違うと分かった。それでも直ぐにはクスノキとは分からなかった。冬芽はタブノキに似ている。葉の厚みの感覚はタブノキである。そこで調べ直し、タブノキは3脈が見立たないことが分かった。遠回りをしてクスノキへ辿り着いた。正面には、イチョウとホオノキが現れて、右側にはモッコクとヤブツバキが続く。
丘の上の広場へ通じる右側の階段を過ぎると、右側はモッコクとツバキが交互のように続いてくる。左側は全く樹種が異なり、サクラとホオノキになる。
左側:サクラとホオノキ 右:モッコクとツバキ
撮影:12月23日