ヤマナラシのあった場所が特定できなかった
12月27日(火)
先日見たヤマナラシについてまだ確信が持てないので、再度、確認するために三ツ池公園へ向かった。何時ものように南門から入り、丘の上広場へ上がって行った。さて、「ヤマナラシがどこにあったか」考えると、位置をしっかり記録していなかったので、迷うことになってしまった。近くに、シダレザクラがあり、サザンカがあった。しかも、ヤマナラシは黄葉していて、冬芽が沢山付いていた。このことを念頭に、探してみたが見当たらない。
一寸奥まったところに、ヤマナラシらしきものが見つかった。しかし、記憶が曖昧で、確信もてない。エノキの葉に似ていた記憶があったので、似ていると思い近付いてみた。目当ての冬芽を探したが、先日見た沢山かたまっている冬芽の姿はどこにもなかった。「この樹はヤマナラシではなく、エノキになる」と判断した。
ヤマナラシか?
エノキだった
やはり場所が違っていたようだ。カメラに画像が保存されていることを思い出し、カメラのスイッチを入れた。そして、画像を見ようとした時、とんでもないことが起こっていた。カメラから今までのデータがなくなっている。DCIMフォルダーの中は先程撮ってきたものだけである。これでは、先日の場所を特定できない。今日の目的が果たせなくなってしまった。
DCIMフォルダーが消えた
仕方なく、今日は別のことを考えた。今まで個々の樹木等を追いかけてきたが、これらの樹木の分布図をつくってみようと思いついた。そのために、振出しの南門へ戻った。
花を咲かせなくなったジュウガツザクラ
丘の上広場へ向かう坂道
ここを少し上ると、右側にナツツバキ1本、ヒメシャラが2本現れてくる。この二つは花も冬芽もよく似ている。花はナツツバキの方がひとまわり大きいので、花の時期は、この二つを見間違えることはない。いまの時期の姿だと、2つの区別は難しくなる。冬芽の外側の芽鱗の枚数を調べると、この枚数はヒメシャラの方が多いので、2つの違いを知る手掛かりになる。また、木肌を調べるのも1つの手掛かりになる。
奥の2本がヒメシャラ、手前がナツツバキ
撮影:12月23日等
記 平成28年12月25日(日)