真冬にシャリンバイが咲いている
12月17日(土)
日が出ても風が吹けば寒い。やはり冬が深まっていることを実感する。余り天気がよくないが、久しぶりに浦島公園へ出てみた。
イチョウ、ケヤキはもう坊主になって居る。イチョウには1枚の葉も残っていない。昔、ある本にイチョウの落葉は1日で落ちてしまうとか、あっという間に落ちてしまうと書かれていたことを覚えている。本当にごく短期間の間に落葉してしまった。その点、カエデやケヤキはイチョウよりも時間をかけて落葉している。
イチョウの冬芽を見た。葉痕が5枚あり、その上に冬芽が1つ付いている。この葉痕の枚数が、年数を表しているという。そうすると、この枝は5年経過していることになる。葉痕の中に見られる維管束痕の数を数えたら、写真が鮮明でないが、2個は分かる。調べると、2個でいいらしい。
イチョウの冬芽
もう花の姿は見られないものと思いながらも探していくと、直ぐ傍のシャリンバイがいくつか花をつけていた。「この寒中によく咲いているなぁ」と思った。花数は少ないが、生き生きとしている。
シャリンバイの花
何時ものように八重のカンザンを見た。光があったっていることもあり、艶がある。心持ち中央から下の方が膨らんできたように見える。葉痕は三日月形で、3つの維管束痕が見える。
カンザンの冬芽
ドウダンツツジの冬芽
キンモクセイの冬芽
つづく
撮影:12月16日
記 平成28年12月16日(金)