サンシュユの冬芽が開きかけて来た
11月24日(木)
パークセンターの前を進んで行くと小さな沼にぶつかる。ここの奥にツリブネソウがある。ツリブネソウの果実は触ると果実が弾ける。この現象を見つけてからは、何回か同じことを試みた、今は、もう果実は見えなくなっている。手前にネコヤナギがある。鮮やかな赤みを帯びた冬芽は綺麗である。2月頃この赤みを帯びた芽鱗が脱げ、中から毛で覆われた花芽が出てくる。
ネコヤナギの冬芽
沼のオギを見ながら戻り始めた時、サンシュユの樹に目が行った。見ると、赤い果実と冬芽が見えた。球状の冬芽を見ていると、先が黄緑色になっていることに気が付いた。「冬芽が開き始めるのでは」と思って過去の資料を当って見た。昨年は、12月27日にサンシュユの開花を見ている。
パークセンターから坂を上り、丘の上広場へ戻ってきた。下草がきれいに刈られ、さっぱりしている。藪側に赤いサザンカが沢山咲いている。今日は、あちこちでいろいろなサザンカを見てきた。今が花盛りである。この赤いサザンカも綺麗に映っている。目を奥へ移すと、ドウダンツツジの連なった光景が見える。近づくと葉が鮮明な紅葉で、紅葉の中に冬芽が見える。冬芽は、基が黄緑色で、先がピンク色をしている。かわいらしい冬芽である。
下草がきれいに刈られた広場
ドウダンツツジの紅葉
ドウダンツツジの冬芽
ケヤキの冬芽
完
撮影:11月16日
記 平成28年11月19日(土)