公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サンシュユの冬芽が開きかけて来た

1124日(木)
 
  パークセンターの前を進んで行くと小さな沼にぶつかる。ここの奥にツリブネソウがある。ツリブネソウの果実は触ると果実が弾ける。この現象を見つけてからは、何回か同じことを試みた、今は、もう果実は見えなくなっている。手前にネコヤナギがある。鮮やかな赤みを帯びた冬芽は綺麗である。2月頃この赤みを帯びた芽鱗が脱げ、中から毛で覆われた花芽が出てくる。
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 ネコヤナギの冬芽

 沼のオギを見ながら戻り始めた時、サンシュユの樹に目が行った。見ると、赤い果実と冬芽が見えた。球状の冬芽を見ていると、先が黄緑色になっていることに気が付いた。「冬芽が開き始めるのでは」と思って過去の資料を当って見た。昨年は、1227日にサンシュユの開花を見ている。
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 パークセンターから坂を上り、丘の上広場へ戻ってきた。下草がきれいに刈られ、さっぱりしている。藪側に赤いサザンカが沢山咲いている。今日は、あちこちでいろいろなサザンカを見てきた。今が花盛りである。この赤いサザンカも綺麗に映っている。目を奥へ移すと、ドウダンツツジの連なった光景が見える。近づくと葉が鮮明な紅葉で、紅葉の中に冬芽が見える。冬芽は、基が黄緑色で、先がピンク色をしている。かわいらしい冬芽である。
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下草がきれいに刈られた広場

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 坂を下り、ケヤキの林へ戻ってきた。南門はすぐ下にある。入る時ケヤキの黄葉の姿を撮影したので、今度は冬芽を撮影した。冬芽は小さいので接写が難しい。下の方が丸く、低い円錐型をしている。
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ケヤキの冬芽


撮影:1116
 
  記  平成281119日(土)