紅葉・黄葉 キンクロハジロとホシハジロ
11月22日(火)
花の広場を出ると、またカエデの綺麗な紅葉が見えてきた。このカエデは真っ赤に染まっている。公園内にカエデは沢山あるが、このようにきれいに染まっているものが多い。緑、水、カエデの調和が実に美しい。
真っ赤に染まったカエデ
池の畔にリョウブの樹がある。丘の上には沢山あるが、今日は、ここのリョブを見ることにした。リョウブの冬芽は、最初は芽鱗を持っているが、すぐにそれは剥がれる。今剥がれようとし、芽鱗の帽子を被っているように見える。
リョウブの冬芽
池沿いのイチョウ
池の畔に出て見ると、今来た対岸が見える。紅葉と黄葉が織りなす綺麗な景色が見える。
対岸の紅葉
里の広場へ入ると、直ぐに茶褐色に色づいたカエデが目についた。カエデは、赤色に染まるものとのイメージがあるが、こういう色に染まるカエでもある。このカエデは、これから赤くなっていくのだろか。
茶褐色に色づいたカエデ
この奥の植込みにミズキの樹がある。葉は枯れて、茶褐色に変わっている。冬芽を見ようと梢を見た。枯れた葉がまだたくさんあるので、冬芽は分かり難い。望遠で覗くと、葉の影に見えたので、狙って撮影した。赤紫色に染まった紡錘形の冬芽が見えた。この冬芽に日が当たると、綺麗な赤紫色に輝く。傍にある葉柄も冬芽と同じ色に染まっている。
ミズキの冬芽
里の広場の出口にコナラが見えた。カエデの紅葉、イチョウ、ケヤキ黄葉を追って来たが、ここに来て、コナラを見ていないことに気が付いた。コナラの葉は黄色く染まり始めている。コナラは、イチョウやケヤキほど黄葉が進んでなかったので、気がつかず進んで来ていた。
コナラ
池に沢山のカモがいる。ここから見た限りでは、キンクロハジロが多いようだ。キンクロハジロを見ながら進んで行くと、今まで見かけていないカモが見つかった。キンクロハジロの頭は黒色だが、このカモは茶色である。背中の羽根も白色である。調べると、ホシハジロの雄ということが分かった。
つづく
撮影:11月16日
記 平成28年11月18日(金)