公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

紅葉・黄葉 キンクロハジロとホシハジロ

1122日(火)
 
 花の広場を出ると、またカエデの綺麗な紅葉が見えてきた。このカエデは真っ赤に染まっている。公園内にカエデは沢山あるが、このようにきれいに染まっているものが多い。緑、水、カエデの調和が実に美しい。
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 真っ赤に染まったカエデ

 池の畔にリョウブの樹がある。丘の上には沢山あるが、今日は、ここのリョブを見ることにした。リョウブの冬芽は、最初は芽鱗を持っているが、すぐにそれは剥がれる。今剥がれようとし、芽鱗の帽子を被っているように見える。
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リョウブの冬芽

 遊びの森から見るイチョウの樹の光景も見事である。イチョウの樹は9本ぐらい池沿いに並んでいる。中央付近のイチョウの黄葉が先行しているようだ。黄葉の真っ盛りの光景が見えるのはもう直ぐそこに来ている。
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 池沿いのイチョウ

 池の畔に出て見ると、今来た対岸が見える。紅葉と黄葉が織りなす綺麗な景色が見える。
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 対岸の紅葉

 里の広場へ入ると、直ぐに茶褐色に色づいたカエデが目についた。カエデは、赤色に染まるものとのイメージがあるが、こういう色に染まるカエでもある。このカエデは、これから赤くなっていくのだろか。
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 茶褐色に色づいたカエデ

 この奥の植込みにミズキの樹がある。葉は枯れて、茶褐色に変わっている。冬芽を見ようと梢を見た。枯れた葉がまだたくさんあるので、冬芽は分かり難い。望遠で覗くと、葉の影に見えたので、狙って撮影した。赤紫色に染まった紡錘形の冬芽が見えた。この冬芽に日が当たると、綺麗な赤紫色に輝く。傍にある葉柄も冬芽と同じ色に染まっている。
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 ミズキの冬芽

 目を広場へ移すと、小鳥が飛んできて、何かを突っつきながら歩き出した。小鳥はよく見かけるハクセキレイである。似ている野鳥にセグロセキレイがいるというが、今までほとんど見かけない。。
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 里の広場の出口にコナラが見えた。カエデの紅葉、イチョウケヤキ黄葉を追って来たが、ここに来て、コナラを見ていないことに気が付いた。コナラの葉は黄色く染まり始めている。コナラは、イチョウケヤキほど黄葉が進んでなかったので、気がつかず進んで来ていた。
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 コナラ

 池に沢山のカモがいる。ここから見た限りでは、キンクロハジロが多いようだ。キンクロハジロを見ながら進んで行くと、今まで見かけていないカモが見つかった。キンクロハジロの頭は黒色だが、このカモは茶色である。背中の羽根も白色である。調べると、ホシハジロの雄ということが分かった。
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つづく

撮影:1116
 
  記  平成281118日(金)