公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ジュウガツザクラと紅葉・黄葉

1120日(日)
 
 今日の撮影目的のジュウガツザクラのところへ来た。先日よりは花の数が増えている。上の花のところに日が射しているので、綺麗に撮影できそうに思えた。ジュウガツザクラは、マメザクラとコヒガンザクラ(小彼岸桜)の雑種であるという。更に、コヒガンザクラはマメザクラとエドヒガンとの雑種だという。花が小さいという点はママザクラの系統と言えるがそれ以外についてはよく分からない。
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 前方に綺麗に黄葉したイチョウの景色が見える。近づくと、綺麗な景色と裏腹に嫌な臭いが強くなってきた。黄葉したイチョウの樹の下にはギンナンが踏まれて皮がむけている。臭いはここから放たれている。日頃だと、人を避けてこの景色を写真に撮ることは難しい。今日は、人が少ないが、それでもこの黄葉を見ている人はいる。人がいなくなるチャンスを見て撮影した。
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 イチョウの黄葉

 イチョウの隣にカツラの樹がある。この葉も黄葉している。右へ曲がると、カツラの樹と同時にカエデの樹が見えに入って来た。カエデは茶褐色に染まっている。黄色に茶褐色、それに緑が鮮やかできれいだ。
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 左:カエデ 右:カツラ

 後方に別のカエデの樹がある。ぐるりとひと回りすると、更に鮮やかな景色が展開してきた。新鮮な紅葉の美しさである。周りの黄葉したイチョウが中央のカエデを引き出させている。実に美しい。
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 手前:カエデ 後:イチョウ

 左にカーブすると、更に美しい紅葉の風景が出現した。ここは長いこと工事が続いていて、通行止めになっていた。多少道が変わったが、この辺は元の姿が残されている。左の崖は土止めに新たに芝のようなものが植生された。何かは後日調べて見たい。
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手前:カエデ 後:イチョウ

 坂を下ったところの日陰にサザンカが咲いていた。手前がピンクで後方が白色である。白色のサザンカは八重になっている。サザンカは今がシーズンで、花に新鮮味がある。
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ピンクのサザンカ

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白色のサザンカ
 
 対岸のイチョウの樹が見える。イチョウ、水面、小屋(トイレ)、後方のケヤキと落ち着いた風景をつくり出している。
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紅葉風景

つづく

撮影:1116
 
  記 平成281118日(金)