フジバカマが咲いていた
11月11日(金)
水路に出るとアザミがある。このアザミはノハラアザミと思うが、いろいろ調べている。総苞の棘の様子を調べると、アザミの違いが分かるというので、何度も見ているが、よく分からない。棘が外側に反っていればタイアザミになるという。
ノハラアザミ
このアザミの総苞の棘を見ると、短く斜め上に伸び、先は反っていない。花はすべてが上を向いている。以上の点から、これはノハラアザミと考えられる。
棘は短く斜め上に伸びている
根生葉は花の時期にも残るというので確認した。あるように見えるのだが、色々な草が覆っているので、確認できなかった。
根生葉は不明
ネムノキ休憩所へやって来た。今日は天気がいいせいか、休んでいると、何時もより多くの人が通り過ぎていく。ネムノキからは残された果実が吊下っている。この果実を通して青空が見える。長閑な風景である。これも秋の風情の1つだろうか。
ネムノキ:果実が残っている
遊歩道へ出て、炭小屋の方へ向かった。先日、両側の柵の中は刈りこまれていたが、やや回復してきていた。回復したといっても、この時期ではもう花を付けないのではないだろうか。垣根の近くにユウガギクが見える。今日は、ここに来るまでユウガギクを見ていない。冠毛を調べたかったが、手が届かないので、諦めることになった。以前、反対側でユウガギクを見ているので、間違いないと思える。ユウガギク、ノコンギクの咲き方を見ると、ユウガギクが咲き、その後にノコンギクが咲いてくる順序になっているようだ。
ユウガギク
同じところにフジバカマが咲いていた。咲き方から見ると、そろそろ終わりのようだ。花は、ヒヨドリバナにそっくりである。赤みがかった色がついていないと区別が出来ない。葉を見ると、この2つの違いが分かってくる。フジバカマの葉は3裂するが、ヒヨドリバナの葉は分裂しない。
フジバカマ
フジバカマ
つづく
撮影:11月5日
記 平成28年11月6日(日)