公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

これがガンクビソウらしい

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 ヤブタバコから始まり、コヤブタバコ、ガンクビソウと学んできた。瓜久保休憩所からカッパ池へ向かう途中で、また似たようなものに出っくわした。今度は、黄色い花で、葉が細い。また、苞がコヤブタバコの様に沢山ない。すると、これがガンクビソウになるのだろうか。「キセルの先にタバコの刻みが付いている」という説明を想像して見た。成程と思った。
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 ガンクビソウ

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葉の表:毛がある

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葉の裏:寝たような毛がある

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コヤブタバコ

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ヤブタバコ
 
 カッパ池を見て奥の広場へ入った。キンミズヒキ、キツネノマゴの塊が部分的の残されているだけで、期待していた光景はなかった。草原は機械で刈られてしまのである。残念に思いながらカッパ池を一巡して休憩所へ戻ってきた。
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刈り取られた草原
 
 休憩所を出て、バス停へ向かった。道を歩いていると、コナラの果実が葉に付いたまま落ちていた。この果実を見て、上からポトリと落ちてきたときのことを思い出した。拾い上げて見ると、似ている。この葉を見て、「厚い」と思った。このことは、先日も疑問に思った。葉の形から、アラカシも考えてみたが、アラカシの果実には横縞模様があるが、これはうろこ状の模様である。このことはこの果実がアラカシでなく、コナラであることを示している。
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 コナラの果実

 今日の最後に、再びセンニンソウを見た。センニンソウはつるを伸ばし、伸びていく。いろいろな葉の間から白色の花がぴょこりぴょこりと顔を出している。つる性のものはどれも小さい内は可愛く、きれいに見える。ところがつるが伸びてくると、凄まじいと思えてくる。
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撮影:91
 
  記  平成2899()