コムラサキの果実が色づく
8月30日(火)
ススキやトダシバに似たものを見て、ますます混乱してきた。花がないイネ科の名前を知ることの難しさをしみじみ味わっている。もう1種不明なのがあるが、すこし期間を置き、様子を見ようと思っている。
最初に大分時間をかけたので、日陰に入り一休みしてから坂を上って行った。途中、ススキとトダシバがある。ここのものはトダシバからは穂が出ていて、ススキの葉には白色の線模様が明確になっているので、2つを識別するのに迷うことはなかった。
坂を上りきると、左側にカエデやコナラが現れてきた。この道沿いに、再びトダシバが現れてきた。背丈が高く、狭い範囲だが群生している。
トダシバ
少し坂を上っただけだが、大分長い時間日向へ出たり、日陰に入ったり繰返したので、水物が欲しくなったので、ベンチに腰掛け休息をとった。やはり日陰は気持ちがいい。休みながらこれから進む先を見ると、かすかに黄色い花が見える。先日、ヒメヒマワリ、キクイモ、キクイモモドキについて調べて見たが、まだよく分からない。ヒメヒマワリの葉は互生というので、これはヒメヒマワリでないことは確かだと思う。葉をよく見ると、上部の葉も対生であるようだ。すると、キクイモモドキでいいのかも知れない。
キクイモモドキ
坂を下りていると、チョウが舞ってきた。1度見た覚えがあるチョウだ。地面に止まった一瞬、三本の筋模様が見えた。ミスジチョウの名前が出てきた。写真を撮っておき、後で確認すると、間違えなくミスジチョウであった。
ミスジチョウ
坂を下り切ると、パークセンターの広場に出る。水路で小さな子が母親のもとで短い竿を持ち、釣り糸を垂れていた。傍を通ると、エビガニが1匹収穫してあった。子供にとっては楽しい遊びに違いない。タカサブロウが見えた。小さな花で、今終わろうとしているヒメジョオンに似ている。変わった名前なので、語源を調べたが、定説がなく、不明だそうだ。
タカサブロウ
色付いたコムラサキの果実
撮影:8月21日
記 平成28年8月24日(木)