公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ユウガギクの確認

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 最近炭焼き小屋の方へも行くことにした。そこでは、フェンスで囲まれている中に時々珍しそうなものが見つかる。6月にはカモメズルやノアザミを見ている。今日は、何が見えるだろうかと探していると、ツリガネニンジンが見えた。青い色の釣鐘状の花が輪生している。
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 反対側の垣根沿いに青紫色をしたユウガギクが咲いている。ユウガギクとノコンギクが似ている。小花に冠毛がほとんど見られなかったので、ユウガギクであろうと思う。今日も確認したが、結果は前回と変わりなく、冠毛は確認されなかた。
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ユウガギク(舌状花):冠毛が見えない

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ユウガギク(筒状花):冠毛が見えない
 
 ユウガギクの近くにツルボがポツリポツリと咲いている。もっと咲いているところはないかと探すと、反対側の叢にと、67本のツルボが見つかった。ツルボを見ていると、目が花に行き、葉を見た記憶が残っていない。改めて、写真を見るとやはり葉が見えない。資料で、どんな葉をしているのか調べると、線状の2枚の葉が根生していて、花期には見られないものもあるとのことだった。通りで、葉を見ていなかったことが分かった。
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 畦道に戻り、水路沿いに進んだ。エビズルが小さな緑色の粒をつけていた。エビズルは雌雄別株であるという。今年は、エビズルの雄花を見たが、雌花を見ていない。この形は果実ではなく、蕾のような気がするが。
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 エビズル:蕾か

 ハギが咲いている。このハギはヤマハギになる。ヤマハギの写真を撮っていると、ワレモコウの葉が目に入ってきた。この水路沿いにワレモコウがあることは知っていた。花はどうだろうかと、花茎を辿って見た。頂部が赤紫がかっているが、まだ蕾のようで花は咲いていない。
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ワレモコウとヤマハギ

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ワレモコウ

撮影:817

  記  平成28819()