公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

マユミの果実が赤くなる

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 花の広場から遊歩道へ戻った。今まではここから山道へ入ったが、道の工事が終わり、池沿いに進むことが出来るようになった。緩やかな斜面をゆっくり上って行った。イチョウやカツラの樹が見えてきた。ここから一段上に遊歩道があり、階段を上って遊歩道へ出た覚えがある。右側に階段を探したが、見つからない。記憶違いだろうか。先へ進み、回り道をして上の遊歩道へ出た。上の階段まで来ると道は行き止まりになっていた。確かここも道が真っ直ぐ伸びていたと思ったが、これも記憶違いだろうか。工事後、道が変わったようだ。行き止まりになった先を見ると、樹から赤みがかったものが下がっていた。ここからは花だか、果実だか判断が出来ない。望遠写真を撮って見ても分からなかった。階段を上り上へまわって見た。しかし、下の目指した樹へは行くことが出来なかった。仕方なく元へ戻って、もう1度望遠で写真を撮ってみた。今度は分かりそうに見えた。赤みを帯びたものはマユミの果実であった。「もう、マユミの果実が赤くなる頃かぁ」と季節の移り変わりを意識した。
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 色付き始めたマユミの果実

 赤みを帯びた果実がマユミだと分かり、ほっとした。池を見ると目の前にクサギが見えた。まだほとんどが蕾のようで、全体が白色に見える。
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 緩やかな斜面を下って行った。ここの右側の斜面にいろいろな植物が現れてくる。今頃はコマツナギが見えるかもしれない。そう思いながら進むと、予想通りコマツナギが見えてきた。三ツ池公園は広いけれど、コマツナギを目にするのはここである。他にもあるだろうが、いまのところここ以外では見ていない。カラスノエンドウのような葉をしているが、葉腋から花枝を伸ばし、ピンク色の小花を沢山付ける。
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 暑い中をひと回りしてきた。用意した飲み物も終わってしまった。ベンチに腰掛け一休みしながら帰り支度をした。噴水から流れる水際を見ると、親子で水に浸かっている姿があった。暑いのだろう。小さな子供は、腰の上までで水に浸かり、気持ちよさそうにしていた。
 
撮影:810
 
  記  平成28816()