公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オオブタクサの進出

817日(水)
 
 76日に、この場所でヤブミョウガ咲き出したのを見ている。今日は、はっきりと花の数が多くなっている。花弁が6枚あり、上にある3枚の匙型が花弁、下の丸い形が萼になる。再確認しようと試みたが、今日の写真では確認できなかった。
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 藪にはヤブランも随分咲き出している。このヤブラン3枚が萼で、3枚が花弁だという。萼と花弁は大きさが違うというので、確認したが、ヤブミョウガと同じく、今回は確認できなかった。
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 コリアの方へ戻ると、ムラサキシキブがあるので、果実の様子を見に行った。ムラサキシキブの果実は落ちてしまうか、数が少なくなっている。コムラサキムラサキシキブに遅れて実を結ぶが、あまり落ちない。この辺が紫色に着色した時の見栄えに違いが出てくるようだ。ムラサキシキブの果実が少なくなってくる原因は何なのか知りたい。
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 元へ戻り始めた時、ヤブミョウガの近くにオオブタクサがあるのに気が付いた。以前、花の広場へ進出しているのを見たが、今度はここへ新たに進出して来たようだ。オオブタクサを見た時、最初は疑った。ここにはミズヒキがあり、オオブタクサの下の葉が似ていたので、まさかと思った。しかし上の葉をよく見ると、大きな切れ込みがあり、オオブタクサに間違いない。
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 進出して来たオオブタクサ

 先日は、藪の出口にオカトラノオが花をつけていたが、今日は花の姿はない。この姿だと人はオカトラノオの存在に気が付かない。花柄の先を見ると、果実が膨らみ出しているのが分かる。丸くなった果実が上の方に多いのは、花が上から咲き始めたことを示しているようだ。
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 近くにプールがあり、賑やかな声が聞こえてくる。放送の声も響いている。水に入った子供が楽しそうだ。水の音が涼を呼んでいる。

撮影:810

  記  平成28814()