公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭り2日目 盆踊りと匠の技

816(火)
 
 お祭り最後の盆踊りになった。昨日のように、放送担当者が音楽を流し始め、盆踊りを始める雰囲気を醸し出してくれた。夜店を見ながら、「もう始まるのではないだろか」と心待ちしている人もいる。今日は神輿が出たので、その後の盆踊りが盛り上がりそうな雰囲気である。人の出も昨日よりは多い。
 「それではこれから盆踊りを始めます」とアナウンスがあった。心待ちしていた人が山車を中心に輪をつくり、音楽に合わせ踊り始めた。曲は毎年代わり映えしないが、皆さんがよく知っている曲である。
 昨日と同じように学校の先生が来てくれた。小学校からは校長先生が、中学校からは校長先生をはじめ、5人の先生が来てくれた。小さな町会のお祭りを通し、地域の様子を知ってもらえたと思う。
 盆踊りに参加する人は町内の人だけではなく、近隣の町内の人も来て盛り上げてくれる。太鼓をたたくのは、昨日触れたように浜の人たちである。また、盆踊りには神社へ手伝いに来た学生さんも参加する。皆さんに支えられた盆踊りになっている。
イメージ 1
盆踊り風景

イメージ 2
盆踊り風景

イメージ 3
盆踊り風景

イメージ 4
 盆踊り風景

 9時近くになり、盆踊りが終えた。今までは直ぐにテントの撤収の作業をしたが、今日はごみを片付けるだけで、初祓いをする計画になっている。テーブルが用意され、ささやかな初祓いが行われた。冷たい飲み物を飲みながら僅かな時間であったが、思い思いに労った。
 お祭りは2日間だが、準備等は2月以上前から始まっている。今回は、色々な設備の更新を計った。品定めにはかなりの時間を要した。損害保険については、いろいろな関係機関へ問い合わせたりした。一応お祭りは終えたことになるが、ごみの処理、提灯の撤収等が後日に控えている。
 
匠の技の尊さ
 今年の準備にHさんの姿がなかった。例年、神輿、山車等の装飾を一手に引き受けてくれていたので、集まった人は戸惑いを感じた。そのため、装飾作業は、過去の写真を手掛かりに進める他はなかった。お祭り2日目、Hさんがやって来た。山車や神輿を見つめていた。綱の締めがどことなく違うのか、近寄って行った。近くにいた役員は後を追った。Hさんは手ほどきをしてくれた。やはり締め付け方が違う。綱はピーンと張った。この技は、誰かが引き継いでいかなければならない。
イメージ 5


イメージ 7

イメージ 6

 
撮影:87

  記 平成28810()