公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サルスベリが咲く

719日(火)
 
 624日、今年2回目のシモツケが咲いたのを確認した。あれから半月立ったが、今日もシモツケが咲いていた。花数はやや増えたように見受ける。また、花をつけていなかったハクチョウゲにもちらほらと花が復活してきた。この2種類は例年2度ほど花をつけるので咲くこと自体は不思議でないが、暑さが増しているのに花数が増えることが不思議である。考えられるのは遅出の発芽、やや日が短くなったことである。
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 シモツケ:花数が増えている

 サクラは花後直ちに翌年の花芽をつくり出すといわれているので、ヤエザクラのカンザンと思われるサクラの様子を伺った。葉をのけて見ると、葉腋にだいぶ大きくなった新芽が出来ている。膨らみが少ないだけで、1月頃の大きさに育っている。この時期は先が尖っている点が特徴になるのかな。
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 ヤエザクラ(カンザン)の新芽

 サクラの新芽を見たので、直ぐ傍のキンモクセイが気になった。キンモクセイ10月ごろ花が咲くので、花芽もこれからだと思われる。対についている葉の葉腋を見ると、どこも複数の新芽が出ている。写真では4個ずつぐらい出ている。「こんなに出来るのだろうか」と思った。
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 サルスベリが咲き出した。淡いピンク色の花である。この花の写真を自動で撮ると何時も露出不足になる。他の花はきちんと撮れるのに、何が原因なのだろうか。今日も暗くなってしまった。花弁は67枚あり面白い形をしている。花弁の縁を見ると縮れていて、元の方は細い枝になっている。めしべ1本に対し、雄しべは何本あうのだろうか。数えるのが否に成る程ある。この花は夏の代表的な花なので、この花が咲くと、真夏になった実感が湧いてくる。
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撮影:717
 
  記 平成28717日(日)