公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ツユクサが雨に濡れていた

718日(月)
 
 ツユクサが雨に濡れていた。先日見たことを確認した。短い3本の雄しべ、長い2本の雄しべ、中間の雄しべと3種類ある。短い3本は花粉をつくらず、突き出た2本が花粉をつくるという。それぞれがどんな役割を果たしているのだろうかと考えると面白そうだ。炎天下ではきらりと光って見える。雨に濡れていると、優しく何かを問いかけているように見える。見る時々で違った問いかけをしているようだ。
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 ランタナが垣根から首を出した。ランタナ草本類と思っていたら、クマツヅラ科の常緑小低木であるという。ある公園では人の背丈以上になっている姿を見ている。言われてみると、「成程」と頷ける。中心にある方が新しい花で、花の色が変わっていくという。公園には1株しかないが、繁殖力はかなり強い。サツキに絡んでくるので、毎年短く剪定するが、剪定に負けず、直ぐ伸びて元の状態になってしまう。
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 キバナコスモスの花数が次第に増えてきた。今花をつけているのは株が小さく、背丈が低いものが多い。何方かというとか弱いものである。茎が太くなり、頑丈に見え株はまだ花をつけていない。オレンジ色に咲くと綺麗に映るキバナコスモスだが、この花も繁殖量が強いようだ。一旦咲かせると、毎年沢山の芽を出し、花をつけてくる。今年は、チューリップを植える時、広い範囲の土起こしをしたので、どのような咲き方になるか心配している。
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 キバナコスモス

 小雨だった雨足が本降りになってきた。ケヤキの樹などの下にいたので、この雨足の速さに気が付かなかった。道路を見ると落ちた雨粒が跳ね返っている。大雨になりそうだ。最後に中央花壇を見た。ここは草花が少ないこともあり、雑草が沢山生えてきた。エノコログサが多い。小さいが大抵のものが穂状の花をつけている。花のついていないものを見ると、それがエノコログサかどうか判定出来ない。何時も見る葉の耳にある赤褐色の斑点は不明である。エノコログサの間に広い葉のハキダメギクが目立つ。花をつけていないものがあるが、此方は葉の形からハキダメギクと分かる。ハキダメギクはコゴメギクに似ているというので、違いを知ろうとしているが、まだ、コゴメギクを見つけていないので、違いがよく分からない。
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撮影:715日(金)
 
  記  平成28715日(金)