公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

再びモッコクの花を見る

7月10日(日)

 坂道から右へ入ったところは冒険の森になる。そこはサクラやヒマラヤマスギなどの大木が葉を沢山茂り、日陰になっている。今は花がないが、緑が多いので森林浴が楽しめる。

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 冒険の森

 ヒマラヤマスギは大きく、真っ直ぐ伸びている。高いので、頂上を見ることが出来ない。下の方に葉があったので、それを見ると、マツの葉のように針状になっている。
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ヒマラヤマスギ

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 ヒマラヤマスギ

 一巡して見ると、マユミやエゴノキなどがある。花が終えているので、よく見ないとそれらは分からなくなっている。先日、ヤマモモやホルトノキと見間違えたモッコクの樹が出てきた。同じように白色の5弁花が咲いている。先日と全く同じである。隣にある白色の塊は蕾のようだ。
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モッコクの花

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 モッコクの花と蕾

 冒険の森から本道へ出ると、ランニングしている人や散歩している人と出会う。年配の人でもこの坂道を走り上って行く。坂の途中にホオノキが2本あったので戻ってみた。この樹の葉は掌状で、トチノキに似た大きな葉をしている。よく見ると、掌状の葉に鋸歯がない。ここがトチノキの葉と違っている。ホオノキの向かい側の樹はエンジュになる。
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 ホオノキとエンジュ

 坂を上りきると、左側にカエデ、右にスダジイが見えてくる。カエデの緑が鮮やに映る。スダジイを覗くと、小さな果実が見えてきた。
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 丘の上広場へ上った。ぽっかりとした小さな空間が出来ている。ここには大きなヤマモモやシダレザクラなどがあるが、今は花がなく、華やかさがない。光の当たる地面を見ると、ほぼ全面を埋めるようにカゼクサの株が散らばっている。何でこんなにあるのだろうと思う。
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 カゼクサの株

撮影:76

  記 平成2877日(木)