公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コムラサキが咲く

76日(水)
 
 入口に2本のムクゲの樹がある。太陽の日を受けて眩しいように咲いている。花数が多いので、見事な光景をつくり出している。花の奥を見ると、蕾も多い。ムクゲ1つの花は23日で落ちるという。咲いている花が多いので、落ちている花も多い。
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 花壇の植込みにモントブレチアが咲いている。ここは手入れがいいのか、他の雑草などが少ないので、見栄えもいい。濃いオレンジと緑のコントラストが綺麗に映えている。
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 大きなサクラの樹が伐採された。何時伐採されたのかは分からないが、周りが明るく変わっていたので、最近の出来事と思う。ソメイヨシノの寿命は約100年と言われている。そろそろ各地のソメイヨシノに寿命が来ているらしい。また、ソメイヨシノはある種のウイルスに弱いという。このソメイヨシノもそのような運命にあったことと思う。
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 伐採されたサクラの樹

 林床の草が刈られすっきりしている。実は、今日この臨床に生えてきた雑草を調べようとやって来た。公園へ入り、この光景を見た時、まさかこうなるとは思っていなかったので吃驚した。メヒシバ、オヒシバ、カゼクサはどこへ行ってしまったのだろう。特にコスズメガヤと、カゼクサについては調べたかった。
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 下草が刈られた林床

 サンゴジュの花が終わり、果実になってしまった。その果実も赤く色がつき、熟してきた。今年は、アオギリとこの花を見たかったが、来るのが遅くなり、機会を逸してしまった。何処かに花が残されていないか探してみたが、どこにもなかった。公園には他にも3本あるので、そちらも見てみたが、やはり同じであった。
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 サンゴジュの果実

 ミモザの樹を見ると、大きな房のようなものが下がっていた。ミモザネムノキに似ている。2つともマメ科の植物である。ネムノキの果実はよく見かけていたが、ミモザの果実は初めて見る。果実は房になることを知った。
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 ミモザの果実

 ケヤキの樹を見ると、枝に粒状のものが沢山あるのに気が付いた。果実だろうと想像できる、今まで、春先に、雄花、雌花を確認しているが、その後の様子はほとんど見ていなかった。
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ケヤキの果実

 ここの奥にコムラサキの樹がある。そろそろ花が見られるのではないかと、奥へ入って行った。予想通り、うす紫色がかった花が見えてきた。ムラサキシキブは薮などにあるが、公園の花壇にあるのは大抵がコムラサキで、ムラサキシキブより一足遅れて咲いてくる。花数が多く、落ち着きを感じさせてくれる。
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  記  平成2872日(土)