公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヒメジョオンが咲く

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 西町から白幡の森へ入ろうと、細い道を進んでいると、向こうからこの道には大きいと思われるトラックが来た。土を運び出しているようである。トラックを見送り、白幡の森への上り口へ来た。その時、唖然となった。上って行く道が草で覆われ、土の色が全く見えない。今まで何度か来ているが、こんなことはなかった。左側の駐車場では崖を崩し、駐車場を広げる作業が行われている。上れるか分からなかったが、以前の道を辿り草の中へ入って行った。
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道が草で覆われてしまっていた

 ヒルガオが見える。この花を見た時は、ヒルガオかコヒルガオかを見分けている。以前は葉の耳の形で見分けていたが、不正確なので、いまはロート状の花の柄の形も参考にしている。ここに細長い翼があればコヒルガオになり、なければヒルガオになる。先程見てきたののはここに翼がなかった。このヒルガオを見ると、確かに翼がある。従ってこれはコヒルガオになる。
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 コヒルガオ細長い翼がある

 直ぐ傍に、コセンダングサが咲いている。今日はこの花を見るのが2度目になる。この花は秋に咲くものと思っていたが、いま時から咲き出すのかもしれない。これに似たものにシロノセンダングサアメリカセンダングサがあるが、最近は何とか区別が付けられそうになってきた。
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 ハキダメギクが小さい花を咲かせている。資料では、外側に白色の舌状花が5枚あると説明さえているが、写真を見ると6枚ある。この花は特殊なのかもしれない。この花とコゴメギクがよく似ている。コゴメギクは一回り小さいというが、まだ見つけていないので、違いが分からない。
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 ここは道というより薮である。見ているといろいろな草が見つかる。カモジグサ、イヌムギもある。この2つは、もう以前から彼方此方で見てきている。何方も花序を垂れていて、似たつくりをしている。
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カモジグサ

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 イヌムギ

 ヒメジョオンが咲いている。いつの間にかハルジオンからヒメジョオンに変わった。注意して見ているが、この変わり目になかなか気が付かない。ヒメジョオンは全体がハルジオンより明るい緑色をしている。枝は直線に伸び、花が幾分小さい。
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撮影:515
  
  記 平成28521()