公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

自然教育園にて チョウジソウが咲いていた

527日(金)
 
 背丈の高いニワゼキショウがある。花は小さいが綺麗な花である。何時も見るものより背丈が随分高いように見えるので、背丈を測ると、40cmあった。花の直径は1.7cmある。ニワゼキショウとはいうものの、違った種類なのかもしれない。調べるとオオニワゼキショウがあった。説明を読んで行くと、背丈は高くなるが、花が小さくなっている。「これは変だ」と思った。周りのニワゼキショウを見ると、多くは背丈が大分低くなっている。これもやはり普通のニワゼキショウで、たまたま背が高くなってしまったものかもしれない。
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背丈が40cmあったニワゼキショウ

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ニワゼキショウの花:直径1.7cm
 
 イヌコリヤナギが出てきた。ネコヤナギは何度も見てきているが、イヌコリヤナギを見るのは初めてである。ネコヤナギを調べているとき、イヌコリヤナギの名前も出てきて、どこが違っているのか調べたこともあったが、イヌコリヤナギの実物を見ていなかったので、よく分からなかった。
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ヌコリヤナギ

 水生植物園を一巡したところに青い花が見えた。チョウジソウと記名されている。5弁花が横向きについている。中々綺麗に見える。川岸など湿ったところに生育し、今は絶滅が危惧されているという。
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チョウジソウ

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 チョウジソウの花

 チョウジソウの前には瓢箪池がある。「何か珍しいものがあるかなぁ」と探したが、別にこれというものは見つからなかった。
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瓢箪池
 
 水生植物園を一周して元へ戻ってきた。足元の木陰にムラサキハナナが咲いていた。この花を見た時、本当にムラサキハナナなのかと思った。5月も半ばに入っているので、既に花の時期が終えていると思っていた。花弁は確かに4枚、葉がよく見えないので、探してみると、下の方に幅の広い葉が見つかった。この花には別名として、オオアラセイトウ、ショカツサイ、シキンソウ、ヘイワノハナなどがある。
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ムラサキハナナ

撮影:515
 
  記  平成28515()