花苗植え会
5月26日(木)
5月21日、公園で花苗植え会が行われた。心ある人が集まり、土起こしをし、その後に土木事務所から配布された草花を植えた。公園には花の色が戻ってきた。
1月にコウバイ、スイセンが咲き、公園の新年が始まった。2月に入ると、サツキの陰でオウバイが咲いた。それからは、ムスカリ、ノースポール、ハナニラと次第に公園は賑やかになり、3月下旬にはオオシマザクラ、ソメイヨシノのサクラが咲き、公園は花の絶頂期を迎えた。サクラが散ると、公園は一瞬静まり帰ったが、チューリップが鮮やかな色を付けてきた。春の柔らかな日の中で、人の心はどれだけ和まされたか、はかり知れない。
春の花の最盛期を終え、公園は一時の休息期に入った。これからは初夏から夏の花になる。土木事務所からは、マリーゴールド、ニチニチソウ、サルビアが配布された。限られた時間で、土づくりをし、植えることになる。
配布された花苗
花壇は種をまいたわけでもないが、冬場からこの時期にかけて、ノースポールの芽が沢山出てきて、花をつけた。今もたくさんの花が咲いている。新しい花苗を植えるため、ノースポールは取り除くことになる。ノースポールは未だ花が楽しめるので、別の場所へ移植した。他の雑草も取り除かれ、花壇はきれいになった。綺麗になった花壇の土をクワ等で掘り起こして、撹拌した。中央花壇は、昨年耕運機で土起こしをしたので、大分土がほぐれていた。
花壇を埋め尽くすノースポール
花を終えたチューリップ
移植されたノースポール
ざっと大まかに苗を置きバランスを見た。少し詰め込み過ぎているようだが、最初の内はこの位でいいだろうということになった。いよいよ植える作業に入った。花苗を1つ1つポットから出し植えていく。いくつか植えると、腰を伸ばしたくなる。一呼吸しながら作業を続けた。今日は真夏のように暑いので、汗が滲んでくる。花苗を植える人、ノースポールを移植する人と二手に分かれて作業がすすめられた。
植え終わると、水をくれなくてはならない。長いホースを繰り出し、土を十分湿らせた。これで早く根付いてくれればと願っている。
暑い中を2時間近く頑張った。作業を終えて、冷たい麦茶をみんなで飲んだ。1杯、2杯と喉を通って行った。日向は真夏の陽気である。日陰で休んでいると、風が出てきた。ひんやりとして気持がいい。
ポットを置いてバランスを見た
植えられた花苗
撮影:5月21日
記 平成28年5月22日(日)