キリの花が残っていた
5月19日(木)
ヤマコウバシの樹を見た。ひとまわり大きくなり、葉がたくさんついているが、花や蕾の気配がない。調べると、花期は4月だという。4月に2回来ているが、その間に花は咲き、散ってしまったのだろうか。それとも樹が小さいので、まだ花を咲かせるまで成長していないのか、謎に包まれたような気がする。
ヤマコウバシ
坂を下り切ったところにキリの樹がある。あの大きな花が満開になった姿を見ようとしていたが、時期を逸してしまった。もう花は見ることが出来ないだろうと思っていた。水田へ下りて振り返ると、数は少ないが、諦めていた花が残っていた。下の畦道には大分花が落ちている。何とか今年は大きな花を写真に収めることが出来た。大きなラッパ型の花で、先が5つに割れている。
キリの花
トキワハゼ
ガマズミの白色の花が見える。遠くから見ると、ミズキの樹を小さくしたような趣がある。大きな花の塊は小花が多沢山集まって出来ている。1つ1つの小花は円形に近い花弁が5枚あり、中央から長い雄しべが5本突き出ている。花弁が5枚と見えたが、よく見ると後方でつながっている。めしべが確認できない。
ガマズミ
ガマズミの花
ガマズミの手前の畦道はシロツメクサやアカツメクサ、ハルジオンが地面をいっぱいに覆い、草花で埋め尽くされている。その中には、今日調べようとしているイチゴツナギの仲間も含まれており、自然の宝庫となっている。
撮影:5月12日
記 平成28年5月13日(金)