公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ノイバラ・イボタノキが咲き始める

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 ばらの丸の橋の手前にノイバラが咲いていた。白色のハート形の5花弁が実に綺麗である。この花は余り強い光が当たらないところへ行くと、いまよく咲いている。
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ノイバラ
 
 橋のところには、アカシデの樹がある。ここは日がよく当たっていて、暖かいというよりも暑い。橋の手すりは焼けついている。アカシデの果実は新葉の下に出来ているので、新葉を上に持ち上げないと見ることが出来ない。果実は奥にあるので、カメラの焦点が合わしにくい。逆さまにして写真を撮ろうとすると、眩しくて、液晶に映る被写体が確認できない。感で何枚か撮って、確認して見る。この操作を何回か行ってみた。
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アカシデ
 
 偶然だが果実が分かる写真が撮れていた。新葉の根元に包まれるように楕円形の果実があった。1枚の新葉に1個の果実がつつまれている。先には、めしべの残りが紐のように残っている。
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アカシデの果実

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 アカシデの果実

 橋を渡ると、右の藪にキブシの樹がある。何度も来ていると、この樹がキブシの樹と分かるようになった。今は果実が出来ている。球状をした緑色の果実がたわわに吊下っている。一見ブドウのように見える。
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 キブシの果実

 直ぐ傍に白色のラッパ状の花が咲き出していた。イボタノキである。花弁は厚みがあり、基は筒状になっている。また、先は4つに割れている。葉は楕円形で、先の方がやや広いのが特徴のようだ。
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イボタノキ

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 イボタノキの花

 もみじ休憩所へ入った。ここでナツツバキを見ようとしたところ、ここにも日陰に多くの園児がいた。皆坐っていた。お昼でも食べているのだろうか。
 ナツツバキを見ると、蕾は柄が伸び、持ち上がってきていたが、開花には至っていなかった。もうだいぶ大きいので、そろそろ開花が迫って来ているように思える。
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 ナツツバキの蕾

撮影:512

  記  平成28512()