コゴメウツギの花
5月16日(月)
昨日まで荒れ模様の天気だったが、今日は風もなく、青空がどこまでも続く快晴である。舞岡公園では、キリの花はもう散ってしまっただろうが、また新しい花が咲いているかも知れないと思い、久しぶりに出かけた。地下鉄の駅を出ると、バスが追いかけるように来た。慌てて乗った。このところ京急ニュータウン行のバスによく乗る。
ケヤキ広場へ行くと日陰でたくさんの園児が休んでいる。日和がいいので遠足に来たのだろう。
まず、コゴメウツギを見た。先日は蕾だったが、今日は沢山咲いている。花の詳細を知るには接写写真をとらなければならない。昨年は苦労したが、今回もなかなか鮮明な写真が撮れなかった。
コゴメウツギ
コゴメウツギの円錐状花序
花を見ると、この花は八重のように見える。ヘラ型の長いものが5枚、短く円形に近いものが5枚ある。いずれも白色であるので、どちらが花びらで、萼か分からない。大きく拡大して見ると、ヘラ型の長いものが上にあることが分かった。即ち、ヘラ型の長いものが花びらで、短く円形に近いものが萼になる。更に中心部を見ると、中央にめしべが1本見え、その周りにおしべが10本見える。この雄しべの下部が少し変わっている。窪んだ花弁、萼のヘリについているように見える。
小花
小花ヘラ型の長いものが上いある
雄しべとめしべ
コゴメウツギの花は小さく、ここまで詳細に見たことがなかったが、独特なつくりになっていることを知ることが出来た。
撮影:5月12日
記 平成28年5月12日(木)