ユリノキの花・トチノキの花を見ることが出来た
5月15日(日)
忍者の砦の窪地から上に上がり、ひょうたん広場へ向かった。途中にタイサンボクが1本ある。タイサンボクの花は大きく、見栄えがある。先日ホオノキの花を見たので、タイサンボクの花もそろそろ咲くのではないかと思った。早速見ると、まだ花が咲いていなかった。蕾は大分大きくなってきている。ホオノキとタイサンボクの花は似ていると思ったら、どちらもモクレン科の花だった。
タイサンボク
タイサンボクの蕾
スダジイの樹を見ると、黄色っぽく見える。「花が咲いたのかもしれない」と思って、近づいた。やはり、その通りであった。目立つ花は雄花である。雌花は奥の方にあるので、探したが、見つからない。雄花を見ていると、咲き始めでなく、もう散り始めているようだった。もうこの時期になったのかと思った。マタバシイも花が咲いたのかもしれないと心配になった。
スダジイの雄花
中央広場の窪地側には円弧を描くようにユリノキがある。いずれも高木になっている。先日この花を見てきた。当然この公園でも咲いているだろうと思えた。ひょうたん広場から出たところには、低めのユリの樹があり、梢にオレンジの横模様が入ったきれいな花が咲いていた。早速写真に収めた。他のユリの樹はどうなっているだろうかと見たところ、他の樹には花は咲いていなかった。最盛期が過ぎてしまったような気がした。
ユリノキの花
沢山のユリの樹の花が見られると思ったが、期待が外れた。忍者の砦を見下ろす斜面にはトチノキがある。先日トチノキの花を見た時、ベニバナは見たが、白色の方は花が終わっていた。ここのトチノキの花は白色である。見るとよく咲いている。先日の後悔が報われた思いがした。
トチノキの花
急遽、岸根公園へ出向き、ユリノキ、トチノキの土産を持ち、帰り始めた。バス停へ向い始めた時、道沿いに、クロガネモチの樹があることを思い出し、振り返った。白色の花が見えた。戻って写真を撮って行くことにした。果実は真っ赤で綺麗だったが、純白な花弁が眩しく光っている。
クロガネモチ
クロガネモチの花
撮影:5月7日