公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

このサクラの名前はシュゼンジザクラ?

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 花の広場のシダレザクラはまだ蕾の状態だが、周りのナノハナが見頃になってきた。緑の葉に黄色い花が見事なコントラストに映っている。もう間もなくシダレザクラが咲き出すと思う。その時は、一層綺麗な光景になることだろう。
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ナノハナ

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ナノハナ
 
 先日、このナノハナの写真を撮っていた時、偶然からだが触れ、その存在に気が付いたハナモモの蕾がピンク色の花を咲かせ始めた。今までウメを中心に見ていたが、ハナモモは花数が多く、しかも大きいので、華やかさがある。
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ハナモモ

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 ハナモモの花

 丘側にハクモクレンの樹がある。花が高いところにあるので、コブシではとも思ったが、アップ写真を見ると。コブシの特徴である花の下に葉がないので、やはりハクモクレンのようだ。
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 花の広場の入り口のイタヤカエデを見ていると、直ぐ傍に綺麗なハナモモの蕾が見えた。先程のハナモモはピンク色だったが、こちらは赤みが強い。見たところ花弁が開く寸前になっている。
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 赤色のハナモモ
 
 入り口には大きなサクラの樹がある。しかし、記名がされていないので、確かな名前が分からない。花が赤みを帯び、萼筒に毛が無いことから考えると、シュゼンジザクラ、オオカンザクラ(大寒桜)が候補に挙がってくる。色が薄い点からはシュゼンジザクラになるのではと思われる。
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 シュゼンジザクラ

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 シュゼンジザクラ:花

 ここから丘の上の遊歩道へ入り坂道を上って行った。モミジバスズカケノキ、トウカエデ、イタヤカエデなどを見ながら進んで行った。階段があり、下の遊歩道が見える。この辺にミズキの樹がある。ミズキの冬芽は赤みがかっているので探した。冬芽は直ぐに見つかった。冬芽は開き、葉が出始めている。
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 ミズキの芽吹き

 マユミはの冬芽は新緑の葉となっている。既に、別のところで花芽を見ているので、この新しい葉の先に蕾が姿を現すのももう直ぐだろう。
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 マユミの新葉

 カジイチゴの新緑が綺麗に見える。葉が大分大きくなり、カジイチゴの葉とはっきり分かるようになった。新緑の葉を見ると、大きな蕾が2つほど見える。花になるのか、葉になるのか、今のところ分からない。
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 カジイチゴの新緑

撮影:316

  記  平成28320(日)