公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オオシマザクラは満開、ソメイヨシノは花数が増える

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 彼方此方でチューリプが咲き出している。その光景を目にすると、羨ましさがある。神奈川通公園では、昨年土を掘り起こす作業をしてから球根植えを行った。そのため、他所よりはひと月遅れている。遅く植えたので、芽生えを気にしていた。芽生えが出てくると今度は開花が気になってきた。いつ蕾を持ってくれるか、見る日が多くなった。325日、1輪の赤いチューリプが開花した。他より遅れたが、ちゃんと咲いてくれた。他の株を見ると、多くの株が蕾を持っている。これから暖かくなれば、急速に蕾が大きくなり、開花してくる見通しが出てきた。
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咲いたチューリップ

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チューリップ

 320日過ぎ、一挙にユキヤナギの花が目立ってきたが、さらに多くの花をつけてきた。先日、積もる雪のようなユキヤナギの光景を見たが、規模が小さいが、今見るユキヤナギはそれに近くなっている。
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 ハナズオウの蕾が目に吸い込まれるような赤紫色に色づいてきた。松毬のような狭い隙間から花芽が出てきたのであろうか。こんなにきれいで、大きな蕾が出てきたことが不思議に思える。
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 ムクゲの冬芽にも緑色の色がつき始めた。ムクゲもたくさんの花を次々に付けてくる。冬芽から変わったこの緑がどのように変化していくのか追って行きたいと思う。
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 ムクゲの冬芽

 一通り公園の草木を見て、サクラを見る番になった。オオシマザクラは満開である。公園へ来たとき風がなかったが、サクラを見ていると、風が吹いてきた。オオシマザクラの白色の花弁が散っていく。まだ艶があり、みずみずしく、新鮮な花弁が多いが、中には水気がなくなり、萎れ始めたものも目につくようになった。
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 ソメイヨシノは何時咲き、いつ満開になるか、気になる。サクラ時期は普段花に興味を寄せない人でも通りかけると、ソメイヨシノへ目を向けるようになっている。花数は11日と加速的に増えている。若く、生きのいい枝にはたくさんの花が咲いている。上の方や短い枝はまだかたそうな蕾のようだ。
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撮影:329

  記  平成28329()