オオシマザクラは満開、ソメイヨシノは花数が増える
3月31日(木)
彼方此方でチューリプが咲き出している。その光景を目にすると、羨ましさがある。神奈川通公園では、昨年土を掘り起こす作業をしてから球根植えを行った。そのため、他所よりはひと月遅れている。遅く植えたので、芽生えを気にしていた。芽生えが出てくると今度は開花が気になってきた。いつ蕾を持ってくれるか、見る日が多くなった。3月25日、1輪の赤いチューリプが開花した。他より遅れたが、ちゃんと咲いてくれた。他の株を見ると、多くの株が蕾を持っている。これから暖かくなれば、急速に蕾が大きくなり、開花してくる見通しが出てきた。
咲いたチューリップ
チューリップ
ハナズオウの蕾が目に吸い込まれるような赤紫色に色づいてきた。松毬のような狭い隙間から花芽が出てきたのであろうか。こんなにきれいで、大きな蕾が出てきたことが不思議に思える。
ハナズオウの蕾
ムクゲの冬芽
一通り公園の草木を見て、サクラを見る番になった。オオシマザクラは満開である。公園へ来たとき風がなかったが、サクラを見ていると、風が吹いてきた。オオシマザクラの白色の花弁が散っていく。まだ艶があり、みずみずしく、新鮮な花弁が多いが、中には水気がなくなり、萎れ始めたものも目につくようになった。
ソメイヨシノは何時咲き、いつ満開になるか、気になる。サクラ時期は普段花に興味を寄せない人でも通りかけると、ソメイヨシノへ目を向けるようになっている。花数は1日1日と加速的に増えている。若く、生きのいい枝にはたくさんの花が咲いている。上の方や短い枝はまだかたそうな蕾のようだ。
ソメイヨシノの花
撮影:3月29日
記 平成28年3月29日(火)