公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

シダレウメ(八重)が咲く

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 瓜久保休憩所の横にシダレウメが1本咲いている。ウメの花の萼は赤褐色が多いが、このウメの萼は緑色をしている。シダレウメでなくても、リョクガクバイというものがある。萼が緑色だと、花弁は白色が薄い緑色を帯びているように見えてくる。このシダレウメもそのように見える。また、このシダレウメをよく見ると、八重になっている。
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シダレウメ

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 シダレウメ:八重になっている

 シダレウメの萼が緑色であると思っていたら、直ぐ近くに八重でないリョクガクバイがあった。最初は、枝が垂れているか、いないかの違いだけで、両方が同じ花に見えた。確かに梅の萼は赤褐色だったと近くのウメの萼を見たりもした。しかし、シダレウメの花弁が八重になっているところにようやくきがついた。
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リョクガクバイ

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リョクガクバイ
 
 休憩所からカッパ池へ向かった。もう時刻が4時を回り薄暗くなっている。何時も此処が最後になるので、鮮明な写真が撮れない。
 高いとこにあるサワグルミの冬芽の写真を撮った。狐久保ではオニグルミの冬芽の写真が何時も撮り難いのに、ここのサワグルミはなぜがうまく撮れる。外側の芽鱗が剥がれ、緑色になった内部のものが随分出てきた。オニグルミより早く成長しているようだ。
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 サワグルミの冬芽

 カッパ池を越えたところに広場があり、その入り口に目指す樹がある。先程考えたアンズか、豊後梅かである。先日は咲き始めたばかりだったが、今は花数が増えている。この花も瓜久保休憩所のとほぼ同じ種類と思われる。豊後梅かアンズか、萼は反り返っている。いままでアンズと見てきたが、ここにきて戸惑っている。
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アンズか、豊後梅か?

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アンズか、豊後梅かの花
 
撮影:315

  記  平成28318()