公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コウバイが咲き出した

130日(土)
 
 瓜久保の奥に広場があり、ウメ等がある。カッパ池を横目に見て進んで行った。チラッと赤みがかったものが見えた。「コウバイが咲き出した」と思った。舞岡公園に入り、ばらの丸休憩所から水田へ下りた時、ハクバイが咲き始めていたので、「もしかしたら・・・」と思っていた。咲いたコウバイは、まだほんの数個であるが、咲き出していた。このコウバイも八重である。
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コウバイ
 
 瓜久保にクルミの樹がある。1つ山を越えた狸久保にはオニグルミがあるので、ここのクルミもオニグルミとばかり思っていたが、冬芽を見ると違っていることが分かった。冬芽は筆先の形をしているのでサワグルミになる。写真を見ると、サワグルミの冬芽はリョウブなどのように帽子をかぶっているものがある。この帽子が芽鱗になるのだろうか。
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サワグルミの冬芽
 
 休憩所の近くにマンサクがある。そろそろ咲き出すのではと思っていたが、蕾の中に赤くなったものが見えるが開花にはあと数日かかりそうだ。このマンサクの冬芽は暖かそうな短毛で覆われている。この冬芽は裸芽になりそうだが、外側の芽鱗が無くなったものである。
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マンサク
 
 ガマズミ、ハクバイ、コウバイ、マンサク等を見てくると、開花し始めたものもあり、もうすぐ開花するものもあり、と既に開花を見る線路がつくられている。油断をすると、開花を逃す恐れがある。そんな思いを浮かべながらバス停を目指した。畑を通り越すと、前方に赤い実がぎっしりなっていた。クロガネモチではないかと分かる。それにしてもこのクロガネモチの果実の数は多い。
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クロガネモチの果実
 
 瓜久保休憩所へ来ると、トイレが工事中であった。訪れる人の少ない日を選んで工事するのだろう。脇には仮設トイレが設置されていて、利用者の便宜が図られていた。
 
撮影:116


 
 
  記  平成28120日(水)