冬芽を調べる 5 「ハゼノキの冬芽」
1月18日(月)
ハゼノキの冬芽
ハゼノキの冬芽は高いところにあり、なかなか捉えることが出来ない。やっと1枚の頂芽の写真が撮れたが、それを見ると、唖然とした。鱗芽なのか裸芽なのかの判断を考えるよりも、まずどこに冬芽があるのかそれすら分からない状況であった。「冬芽には毛が無く、赤みがかっている」と書かれている資料が多いが、どこをどう見ても、その手掛かりは見つからない。
何か手掛かりがないものかと、探し下の資料に辿りついた。
資料1
ブログ 『山野草図鑑歳時記2』の続編
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資料⒈にはたくさんの写真が掲載されていて、冬芽の位置を把握することが出来た。資料1によると、葉痕上にある三角状の膨らみが芽鱗であるようだ。
資料2
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資料2によると、「頂芽は3~5個の芽鱗に包まれ、芽鱗は赤褐色でほぼ無毛」と説明されている。
ハゼノキの冬芽
ハゼノキの冬芽
ハゼノキの冬芽
頂芽の3~5個の芽鱗というのは、頂上にある三角状のものを指していると考えると、4つぐらいはあるようだ。ただし、芽鱗には褐色で、毛がある。この点は資料2と矛盾している。
ハゼノキの冬芽の頂芽は鱗芽となると思われるが、今後の成り行きを見届けたい。
側芽を知りたいが、葉痕の上に粒の形でついているので分かり難い。手の届く範囲にあるものを探したい。
つづく
撮影:2014.1.28
記 平成28年1月17日(日)