シャリンバイが咲いている
12月26日(土)
よく晴れた日になった。昼間出かけようと思っていたが、用事があり夕方近くになってしまった。それでもいくつかの冬芽を見ることが出来た。
ヤエザクラの冬芽を見た。花柄には稜が見られるようだが、毛はほとんどない。また、エドヒガンにあるような膨らみもない。何という名前なのか調べているが、カンザンに似ている。
萼筒が赤く、毛が無く、次第に細くなるところは、ヤマザクラに似ている。冬芽を見ると、鱗片にほとんど毛がないようだ。
・枝ぶりがとても特徴的で、ぐっと横に伸ばした枝の先端が上向きに伸び
ていきます。
・枝が内側に向かって弓なりに曲がる性質がある。
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と記載されている。ヤマザクラ系ではないようだ。
ヤエザクラの冬芽
一昨年ごろ植えられたカエデが大きくなり、冬芽をつけてきた。カエデの冬芽は赤みがかり対生する。冬芽を見ると、円錐形をしていて、先は尖る。根元に白色の短い毛が密生している。今までここまでは注意して見ていなかった。
カエデの冬芽
寒くなってくるこの時期に、ジンチョウゲの冬芽が見えてくる。公園には何本もあったが、多くは絶えてしまった。今見ているジンチョウゲにも勢いがない。でも、今年も冬芽をつけた。枝先の葉の間から10個余りの赤みがかった冬芽が顔を見せている。水っぽく、ふっくらとしているので、花を咲かせてくれると思う。
ジンチョウゲの冬芽
ジンチョウゲの近くにカンヒザクラの樹が1本ある。公園にはこれ1本しかない。赤い花をつけた時は、1つ1つの花が大きいだけに見事である。冬芽は丸みを帯びた楕円形で、コロコロしている。鱗片にほとんど毛が無く、先の方にだけ疎らに毛が見える。
カンヒザクラの冬芽
シャリンバイが花をつけていた。年々冬と思えない陽気が続いているせいか、シャリンバイは1年中花をつけるようになった気がする。1本の樹だけかと思ったら、そうではなく、花の数は少ないが、どの樹にも咲いている。
シャリンバイの花
撮影:12月24日
記 平成27年12月24日(木)