池の周りの紅葉・黄葉
11月28日(土)
花の広場の奥には、カツラの林道がある。林道といっても自分で勝手に名付けているだけである。新緑のとき、紅葉のときはじ実にきれいな景色をつくり出す。紅葉といたが、カツラは赤くならず、イチョウと同じように黄色くなる。ただ、カツラの黄葉はイチョウよりも一足早く、今年はすでにすべての葉を落としてしまっている。今は何の変哲もない寂しい風景をつくっているだけである。
カツラの林道
カツラの林道の横にカエデがあり、このカエデは赤く染まり、綺麗な紅葉を見せてくれる。右上のカエデはすでに赤くなっているが、カツラの樹の傍のは少し紅葉が遅れている。こここのカエデがすべて真っ赤に染まった景色は見応えがある。
林道の横のカエデ
赤くなったカエデ
あれほどたくさんの花をつけ、果実をつけていたアレチヌスビトハギはほとんど果実を落とし、キバナコスモスも枯れてきた。夏の盛り、秋が過ぎ、1年の終わりを告げているような風景である。後方に先ほど見たコウテイダリアが一際輝いているのが、寂しさを僅かに打ち消している。
残っていたアレチヌスビトハギの果実
残っていたヌスビトハギの果実
コウテイダリア
花の広場を後にし、中の池の畔へ戻った。左を見ると、カエデが赤く染まり始めていた。右にはヤナギと池が見える。普段はどうしても人が入ってしまうが、今日は運よく、人が入らず写真を撮ることが出来た。
カエデとヤナギ
ここからは池の周りの紅葉・黄葉の景色を楽しみながら、南門へ向かって行った。カツラは黄葉を終え、カエデは紅葉を始めたところだ。イチョウは今が盛りである。それぞれが一斉に鮮やかに色付く時はないようだ。いろいろな色に包まれた風景を楽しみながら歩くと、心とからだの保養になる。
対岸に見えるイチョウ
紅葉を始めたカエデ
カエデとイチョウ
撮影:11月17日
記 平成27年11月22日(日)