公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ウォーキング セキレイの道

1129日(日)
 
  明日は健康ウォーキングが予定されている。数日前の天気予報では雨の様子だったが、前日になって回復するようになってきた。前日の夜は雨が降り出したが、朝になると明るくなってきた。この分なら予定通り健康ウォーキングが行われる。
  午前中の用事を済ませ、お昼過ぎ集合場所へ向かった。既に何人もの姿が見える。初めての人もいる。風がなく、健康ウォーキング日和になっている。
仲町台の駅に降りた。降りる度に明るい街だと感じる。新興都市として計画されてできた街だけあって、清潔でさっぱりしている。駅から少し進むと、別世界になる。目の前、左右に緑が見えてくる。道の幅が広く、ゆとりを感じる。
 歩き始めて数分で、株式会社サカタのタネの前へ来た。入り口は花で飾られており、さすがにサカタタネの会社だと思った。見ると綺麗に咲いているベゴニアを11つ抜いていた。次の草花を植える計画があるのだろう。
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ベゴニアを11つ抜いていた
 
 公園らしいところに赤い実をつけた樹が見えた。太陽の光に照らされた赤い実は艶があり、輝いている。その鮮明な赤さが目を惹いたのか、何人かが立ち止まった。人が止まると、「何かあるのか」と、次の人が止まるようになる。不思議な現象である。この赤い実をつけた樹はクロガネモチである。実をつけていないときは、ごく普通の樹で、これという特徴もなく、目を止める人はいない。人の目が集まるのはいまの時期である。
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クロガネモチの果実
 
 道沿いの並木が紅葉を始めている。並木の葉は大きく、カエデの葉の形をしている。モミジバフウである。公園などで見てきたモミジバフウは高く大きな樹だった。ここの樹は高くなく、枝も長く伸びていない。この樹なら花や果実をよく見ることが出来そうだ。
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 間もなくせきれいの道に入った。「せきれいの道」と聞いて、野鳥のセキレイを思い出した。この辺りには野鳥のセキレイが多いのだろうか。ちょっと調べて見ると、「せきれいの道」のいわれについてついての資料は見つからなかったが、この辺にセキレイが多いという資料はあった。
「水と紅葉」絵になる光景が続くようになる。最初に目に映ったのは、やはりカエデである。
まだ枝先の一部が赤くなっているだけだが、緑が混ざると一段と綺麗になる。
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カエデの紅葉
  
 せせらぎ池へ到着した。池にはスイレンの枯れ葉が一面に浮いている。浅いようで、池というよりは沼のようである。対岸には紅葉の景色が見えている。きれいな景色になると思い写真を撮って、見ると、中央にマンションが写っていた。「ああ、これはいけない」と思った。
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せせらぎ池
 

撮影:1124
 

  記  平成271124日(火)