コウテイダリアを見る
11月26日(木)
パークセンターで、色が濃くなったケヤキを見ながら休憩をとった。小さな子供が親から離れて、楽しそうにあっちへ行き、こっちへ行きしている。親は親同士で話し込んでいる。安全で、そこには長閑な雰囲気がある。
パークセンターを出て、冬芽を続けて見て行くことにした。池の畔にソメイヨシノの樹がある。その冬芽を見た。短い枝の先に数個の冬芽がかたまっている。冬芽は、鱗片に毛が多く、艶がないせいか、サクラの冬芽の中では綺麗でない方に入る。
ソメイヨシノの冬芽
売店の前にハゼノキがある。ハゼノキの紅葉は真っ赤で綺麗だというが、まだ見た記憶がない。見ると、葉はオレンジ色をしている。葉が大分少なくなってきているので、この葉が真っ赤になるまで持つのだろうか。
ハゼノキ
この通りの右側にはサザンカが咲き出している。サザンカはツバキによく似ている。慣れない頃は、どこが違うのか分からなかった。葉で区別する方法があるが、めしべやおしべのつき方で見分ける方が確実と思う。見ているのは、めしべやおしべがもとから広がりを見せている。ここが違いのポイントになるという。
直ぐ近くにタチカンツバキがある。花の数を増しているかと思ったら、それほど増えていない。咲くものがあれば、散るものもあるようで、全体としては増えないのかもしれない。この花は「ツバキ」という名前がついているが、ツバキの仲間なのだろか。花を見ると、サザンカの花をしている。いろいろな資料を当っているが、サザンカをもとにしてできたとか、どちらにも入らないものとか・・・とある。
タチカンツバキ
タチカンツバキの花
里の広場へ入りかけた時、紫色のきれいな花が目に入ってきた。昨年、この花を見ているが、咄嗟には名前が思い出せない。ダリアに似ている。・・・ダリアと呼んだ。記憶を辿っていくと、ようやくコウテイダリアの名前に辿りついた。背丈の高い樹で最近よく目にする。
コウテイダリア
この広場の奥にアカメガシワの樹がある。この樹はいつも見に来る樹の1ついなっている。見ると葉が黄色くなっている。葉が落ちることは知っていたが、このように黄色く染まるところは見ていなかった。ここには雄株と雌株がある。色付いているのは小さな方の雌株である。そのうち雄株の方も色付くのではと思われる。
撮影:11月17日
記 平成27年11月22日(日)