公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コウテイダリアを見る

1126日(木)
 
 パークセンターで、色が濃くなったケヤキを見ながら休憩をとった。小さな子供が親から離れて、楽しそうにあっちへ行き、こっちへ行きしている。親は親同士で話し込んでいる。安全で、そこには長閑な雰囲気がある。
 パークセンターを出て、冬芽を続けて見て行くことにした。池の畔にソメイヨシノの樹がある。その冬芽を見た。短い枝の先に数個の冬芽がかたまっている。冬芽は、鱗片に毛が多く、艶がないせいか、サクラの冬芽の中では綺麗でない方に入る。
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 売店の前にハゼノキがある。ハゼノキの紅葉は真っ赤で綺麗だというが、まだ見た記憶がない。見ると、葉はオレンジ色をしている。葉が大分少なくなってきているので、この葉が真っ赤になるまで持つのだろうか。
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ハゼノキ
 
 この通りの右側にはサザンカが咲き出している。サザンカはツバキによく似ている。慣れない頃は、どこが違うのか分からなかった。葉で区別する方法があるが、めしべやおしべのつき方で見分ける方が確実と思う。見ているのは、めしべやおしべがもとから広がりを見せている。ここが違いのポイントになるという。
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 直ぐ近くにタチカンツバキがある。花の数を増しているかと思ったら、それほど増えていない。咲くものがあれば、散るものもあるようで、全体としては増えないのかもしれない。この花は「ツバキ」という名前がついているが、ツバキの仲間なのだろか。花を見ると、サザンカの花をしている。いろいろな資料を当っているが、サザンカをもとにしてできたとか、どちらにも入らないものとか・・・とある。
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タチカンツバキ

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タチカンツバキの花
 
 里の広場へ入りかけた時、紫色のきれいな花が目に入ってきた。昨年、この花を見ているが、咄嗟には名前が思い出せない。ダリアに似ている。・・・ダリアと呼んだ。記憶を辿っていくと、ようやくコウテイダリアの名前に辿りついた。背丈の高い樹で最近よく目にする。
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コウテイダリア
 
 この広場の奥にアカメガシワの樹がある。この樹はいつも見に来る樹の1ついなっている。見ると葉が黄色くなっている。葉が落ちることは知っていたが、このように黄色く染まるところは見ていなかった。ここには雄株と雌株がある。色付いているのは小さな方の雌株である。そのうち雄株の方も色付くのではと思われる。
 
撮影:1117
 


  記  平成271122日(日)