レンギョウが咲く
11月21日(土)
カンヒザクラの冬芽を見た。サクラの花の中では比較的早く花をつける。花は鮮やかな赤色で、大きい。冬芽を見ると、冬芽も他のサクラの冬芽より一回り大きい。毛の少ないところはヤエザクラに似ているが、こちらの方が、膨らみがある。
カンヒザクラの冬芽
黄色い花が咲いていた。花が大きく、確かこの辺にビヨウヤナギがあったので、ビヨウヤナギと思った。しかし花弁が垂れている。ビヨウヤナギはこうはならいと思い、見直した。葉の付き方を見ると、ビヨウヤナギは対生で、鋸歯がない。また、葉が細長い。この葉は少し違っている。レンギョウであることが分かった。この辺にはレンギョがいくつも並んでいたことを思い出した。また、レンギョウは例年暮れにいくつかの花を咲かせることがある。
このサクラの名前がまだよく分からない。例年、3月中旬ごろに咲く。このことから考えるとヒガンザクラと考えられるが断定できない。萼(がく)は下方がすこし膨らみ、柄とともに短毛がある。エドヒガンに似るが、花柱に毛はなく、葉は倒卵形である。冬芽はヤエザクラに似るが、鱗片の毛が多いようだ。
ヒガンザクラ?
シダレザクラの冬芽を見た。カンヒザクラやヒガンザクラ、ヤエザクラと比べると一回り小さい。花期が一番遅いということから考えると、成長が遅いといえる。撮影状態が良くないこともあり、写真からは鱗片の様子が分かり難い。毛に覆われていることぐらいしかわからない。
シダレザクラの冬芽
シダレザクラの冬芽
撮影:11月13日
記 平成27年11月13日(金)