イヌコウジュについて
10月9日(金)
草原の中のコブナグサに混ざってイヌコウジュが見えた。このイヌコウジュについてつい最近まで、ヒメジソ、イヌトウバナなどと識別が上手く出来なかった。ある人(http://blogs.yahoo.co.jp/hanano500さん)のヒントにより少し紐が解けてきた気がする。
試料
観察結果
・鋸歯は8対
・花は1対ずつつく
・上唇の花弁は3つに、下唇の花弁は浅く2つに割れる
・花軸に毛が多い
・茎は角張る
・葉には柄があり対生
・萼片の先は尖る
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鋸歯は8対 柄があり対生 茎は角張る 花は1対ずつ
上唇の花弁は3つに、下唇の花弁は浅く2つに割れる 花軸に毛が多い
萼片の先は尖る
ヒメジソについて調べて見ると
ヒメジソ(牧野植物図鑑)
・全体に毛が少ない
・葉がややひし形
・鋸歯があらく大きい
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となっている。
ヒメジソはまだ見ていないので牧野植物図鑑等を参考にし、その特徴を調べて見た。観察事実と比べていくと、どうやら試料はイヌコウジュとなるようだ。いろいろ迷ったが、資料を見るなり、助言を示唆していただいたりし、何とかここまで到達できた。後はヒメジソを探すことが残された。
撮影:9月29日
記 平成27年10月8日(木)