公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

舞岡公園 この樹はキブシだった

920日(日)
 
 ケヤキの公園を歩いているとき、足元に丸い果実が落ちているのに気づいた。はて何だろう。クリの果実としては丸すぎる。クヌギのように見える。ここにクヌギの樹があっただろうか。上を見ると、クリの樹と思っていた樹がある。この樹だ。クリの樹と、クヌギの樹を間違えていたことに気付いた。719日の写真を見直してみた。クリと見ていた毬を拡大してみると、確かにクリの毬とは違っていた。
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クヌギの樹:クリの樹と間違えていた

 ばらの丸の橋の脇にアカシデの樹がある。春、花を見ようと注意していたが、出かけた時は既に花はなく花穂になっていた。1週間ぐらいの違いではなかったかと思う。今果実が出来ている。果実は葉のようなものの奥についている。下から覗くと黒色のものが見える。果実に間違いない。
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アカシデの果実

 もみじ休憩所を出る所に緑色の小さな果実の連なったものが見えた。何回も来ているが、この樹の気づいていなかった。キブシかなぁ、それとも舞岡川の縁で迷ったカクレミノかなと思った。カクレミノの果実は下へ垂れていただろうか。取りあえず、葉を見て切れ込みのある独特な葉を探した。どこを見ても見つからない。葉の写真を拡大して見直した。3脈が目立たない。すると、カクレミノではなくなる。果実が下がっていると、キブシの可能性が強い。
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この樹はキブシだった
 
 もみじ休憩所を出るとだらだら坂になっている。その坂の右側の崖にムラサキシキブがある。見ると、小さな果実がブドウのようについている。コムサラサキの果実は既に紫色に変わっていて、数も多い。ムラサキシキブと確認するために、果実の枝の出ているところを確認した。葉腋から出ている。ムラサキシキブに間違いない。
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ムラサキシキブ:花枝が葉腋から出ている
 

撮影:916
 


  記  平成27919日(土)