公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

紫色に染まったコムラサキ

916日(水)
 
 ツリガネニンジンの姿は見えるが、花の色は褪せ、大分姿が変わってきた。まだ12つの花が幽かについているので、ツリガネニンジンと分かるが、果実だけになると、ツリガネニンジンとは分からなくなってしまう。そうならないために果実の姿をしっかり覚えておきたい。花弁は合弁花で、先が5つに割れている。今は花びらが落ち、萼が残っている。萼も花弁と同じように先が5つに割れ、紐のようになって残っている。
イメージ 1
 
  パークセンターへ行く途中の崖にツルボが咲いていた。なぜかこの一角に沢山咲いている。こんなにそろって咲いている光景は珍しい。1枚1枚の花びらの大きさが揃っているところを見て、ヤブランとの区別を確かめた。
イメージ 2
 
 沼地の土手にコムラサキの果実が綺麗に色づいている。葉が落ち、果実だけになると、これがムラサキシキブなのか、コムラサキなのか分からなくなる。ましてヤブムラサキを加えると識別は一層難しくなる。
イメージ 3
 
 花の広場へアレチヌスビトハギを見に行った。花が咲いているだろうと期待をして行ったら、すべてが萎んでしまっていた。時刻が345分であったので、夕方になり萎んでしまったのかもしれない。いや、周りを見ると、昨年と同じ節のある果実が沢山出来ていた。もっと早く来ればよかったと後悔した。
イメージ 4
花の萎んだアレチヌスビトハギ

イメージ 5
アレチヌスビトハギの花


撮影:911


  記  平成27913日(日)