公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

トチノキの葉が褐色に変色する

915日(火)
 
 雨が上がり、ようやく遠くへ行けるようになった。今各地でハギが咲いている。ヤマハギミヤギノハギ等のハギを見て、花を調べ、萼や萼歯なども調べたが、依然として区別が難しい。果実を調べれば、さらに区別する糸口が見つかるのではと思って、果実を求めて出かけた。
 公園に入り、滝の広場を見ながら進んだ。見るとトチノキの葉が褐色に変わっている。早くも紅葉が始まったのかと思った。トチノキの葉は広い。この長雨で、日照りが中断したので、紅葉を急いだのかもしれない。ほとんどの葉が変色している。下を見ると、落葉した葉もかなりある。
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トチノキ:葉が褐色に変わった
 
 右側の土手を見ると、紫色をしたものがポツンと見えた。今頃何だろうかと近づいてみた。一瞬戸惑った。大きな葉が周りを覆っている。その葉を見ると、クズの葉と分かった。「ああ、これはクズの花だ」と分かり、改めて、「もうクズの花の時期になったか」と季節の移りを意識した。
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クズの葉

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クズの花
 
 この先にカクレミノがあることを知っている。別のところで、この樹の果実を見ている。確かに同じものであることを確認したかった。この樹は日陰にある。いつも見るときは上の方に太陽の日があったっているだけで、写真を撮るときは逆光になってしまい、上手く撮影できない。目で見た分には果実の姿を確認できたが、写真では上手く出来なかった。
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カクレミノ

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カクレミノの果実
 
 崖を見ると、細い茎の先にいくつかの蕾をつけたものが目立ってきた。何だかすぐには分からなかった。1つ、2つ見過ごしていく内に葉に目がいった。下の方の葉が広い。その姿からシラヤマギクではないかと思った。先日来たときは、既に花が咲いていた。その花を見て、シラヤマギクと記録していた。ところが、今日はほとんど花が見られない。そのうち、予想した花が現れた。
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この花の名前は?

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花:シラヤマギク
 

撮影:911
 

  記  平成27912日(土)