公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コスズメガヤの勢い

913日(日)
 
  久しぶりに雨上がりの公園へ出かけた。近くの保育園の園児がたくさん出て、賑やかにしていた。自由に駆けずり回ったり、ブランコに乗ったり、目まぐるしく動いていた。
 園児の合間をぬって草木を見た。シャリンバイをヘクソカズラが覆っている。この時期はよく見かける光景だが、ヘクソカズラが一段と勢いづいているように見受けられた。
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シャリンバイを覆うヘクソカズラ

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シャリンバイ
 
 真夏の眩しい太陽の下で見るサルスベリは色が鮮やかで暑さを吹き飛ばす感情を抱かせてくれた。そのサルスベリも時の移り変わりには勝てず、峠を越えようとしている。色が褪せ、風が吹くと12つと花弁が散り出してきた。
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 コスズメガヤの勢いが凄い。普段、人の入る場所だが、少しで侵入する機会があれば、この通りとなる。毎年このような光景を見ているが、今年は今までになくコスズメガヤの勢力範囲が広がっている。
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スズメガヤの一群

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 夏前に刈り取られたタチスズメノヒエが復活してきた。かなり強く刈られたので、今年は花を見ることが出来ないと思っていたが、この復活ぶりは見事である。シマスズメノヒエはいろいろなところで見るが、タチスズメノヒエはなぜかここの公園に多い。
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タチスズメノヒエ

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タチスズメノヒエの穂
 
 ここはメヒシバが優先している。メヒシバはどこへ行ってもこのように猛威を振るっている。繁殖力の凄まじさが分かる。丁度花が咲き出していて、おしべとめしべが見える。
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メヒシバんお花
 
 最後の1つになるのだろうか、大きなフヨウの花が咲いていた。花が大きいので、遠くからも目に入る。淡いピンク色の花弁で、中央の中が赤く染まっている。
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1つになった、フヨウ 
 
 キンエノコロが見えた。しばらく公園から遠ざかっていたので、今年は見られないのではと思っていたが、待っていてくれた。そろそろエノコログサも衰え始めているが、キンエノコロはエノコログサよりもやや遅くまで残っている。
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キンエノコロ
 

撮影:911
 

  記  平成27年912日(土)