舞岡公園 ヤブランが咲く
7月27日(月)
ヤブランが確かに咲いていた。先程は花だけが草むらから首を出していたので、ツルボと見たが、草をかき分けるとヤブランの葉が現れた。その葉を見てヤブランであると見直した。遊歩道を帰り始めていると、再び同じような花が咲いていた。葉も見えている。ヤブランに間違いない。自宅近くの公園にもヤブランはたくさんある。しかし、花は1つも咲いていない。ここに咲く花を見て、「随分早く咲いたなぁ」と思えた。
葉の上にじっとしているチョウがいた。動き出すかと思い、静かに近寄ったが、全く動く気配がなかった。チャンスと思い、カメラを向けて撮影した。蝶についての知識は持ち合わせていないので、後日調べることにした。
を見ていくとイチモンジチョウが出てきた。似ていると思った。しかし、写真をよく見ると、背の模様が1筋でなく3筋ある。違と思い、次の写真を見ていくと、フタスジチョウ、ミスジチョウと現れてきた。ミスジチョウがそっくりである。
ミスジチョウ
畑の近くを通ると、道沿いにヒマワリが植えられている。黄色い花を幾つも咲かせ、通る人を楽しませてくれる。太陽の日を受け、ただでさえ眩しい上に一層眩しく見える。
道沿いのヒマワリ
今日の最後の見学場所、瓜久保休憩所、カッパ池へ向かった。ここにもいろいろな樹木があり、調べるのにことを欠かさない。まず、ソシンロウバイの葉を確認した。花のない1月にこの葉を見た時、この大きな葉をつけた樹の名前は何というのだろうかと思った。それが花をつけた時ソシンロウバイと知った。その時の思い出が残っている。
ソシンロウバイの葉
カッパ池に覆いかぶさる樹木を見た。エゴノキ、ヤマグワがあったことが記憶にある。この2種類は直ぐに確認できた。しかし、左側の2本の樹が何であったか、記憶に残っていない。メモ帳にも記入がなかった。樹の枝先を見ると、果実がついている。果実は遠くからは球状に見える。球状の果実をつける樹を考えた。エノキを思い出したが、エノキの果実はこんなに大きくはない。エゴノキはこんなに丸くない。写真に撮って、それを見ると、何とハンノキの果実だった。ハンノキは直ぐ近くにもある。ハンノキの葉を正確に記憶していなかったことが判明した。
ハンノキ
不明な樹木の名前が解決した。再び目をカッパ池へ向けた。遠くに見えるのは、ハスか、スイレンか迷っている。葉に切れ込みがあればスイレンになる。この切れ込みの存在が明確につかめていない。写真を撮り見たがはっきりしない。資料によるとスイレンだという。花を見ていないので、葉で判断するしか手がない。
葉に切れ込みがあるか
葉に切れ込みがあるか
撮影:7月19日
記 平成27年7月26日(日)