公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

この花の名前は何というのだろう

79日(木)
 
  土手下に黄色い小さな花が咲いている。この花はいままで見た経験がない。茎が細く、葉が小さい。小さい葉は互生になっている。花弁は黄色で、5枚ある。
 「黄色い花」「夏の花」などを手掛かりに探してみたが、一向に進展しない。花の感じがオトギリソウの気がしたので、調べると、オトギリソウの葉は対生になっているので、違うことになる。同じようにキンポウゲの仲間を調べてみた。花弁はよく似ている。しかし、葉とおしべ、めしべを見れば明らかに違っている。何か手がかりはないものかと探しているうちに大分日にちが過ぎ、今後の課題になってしまった。
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この花の名前は?

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名前は?:5弁花
 
 直ぐ近くにトダシバかイチゴツナギといろいろ検討している草本が見えた。「また悩まされる」と思った。何度見ても2つは紛らわしい。前日、調べ直しイチゴツナギへとたどり着いたが、検討することが残っている。
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トダシバかイチゴツナギ
 
 同じところに黄色く咲き始める花に気が付いた。先程「何だろうかなぁ」と考えた時浮かんできたオトギリソウ、これはそのオトギリソウになるようだ。葉が対生で、黄色い花が咲きそうになっている。花の開花を見逃さないようにしたい。
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オトギリソウ
 
 公園を一巡して元の所へ戻ってきた。上の池を見ていると、遠く平らな水面が続いている。何の変哲もないこの景色が安堵感を与えてくれる。目を岸辺へ移すと、ヨシと思えた葉の中に褐色のものが見えた。直ぐにガマであったことが分かった。この褐色のところに花がつき、果実が付く。見ると、随分長いと思った。
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ヨシに見えたガマ

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ガマ
 

撮影:623
 

  記  平成2778日(水)