公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

これはイチゴツナギになるのか ・・・昨日のつづき

78日(水)
 
 記事の量が多かったのか、昨日の記事は途中で切れてしまった。何度もすべてを入れてみたが、確認ページを見ると途中から何も書かれていない状態になった。どこに原因があるかは不明である。それはともかく、記事を続けることにする。
 
 試料は、トダシバ、イチゴツナギ、オオイチゴツナギ、オオスズメノカタビラのいずれかであろうと考えて話を進めてきた。葉の幅と葉舌の長さ、先端の形を見ていくと、鞘口の縁に長い毛が無いことから試料はトダシバでなくなった。葉舌が長いので、オオイチゴツナギでもなくなった。最終的にはイチゴツナギ、オオスズメノカタビラの2つに絞られてきた。ここまでが昨日の流れである。
 
試料
イメージ 1

更に資料を当ると、

葉舌の目立つものは・・・イチゴツナギ、オオスズメノカタビラ
イチゴツナギ・・・全体に粉白緑色、葉は短く先はとがる。垂れていることが多い。稈は直立する
オオスズメノカタビラ・・・葉先はボート型、稈は直立する
 
オオイチゴツナギの葉舌は・・・葉舌は白色の薄膜質、長さ12㎜。
 
があったので、調べてみた。

 葉の先のボート型については、詳しく見ていなかったので写真に頼ると、明確にボート型とは見ることが出来ない。また、葉舌の高さを考えると、オオイチゴツナギでもなくなる。
 すると、以前のもの(76日の記事参照)はやはりイチゴツナギに戻ってくる。
 今回の試料については、葉舌の先端の形だけが異なっている。
イメージ 2
葉舌:先が三角形になっていない
 
 この形が尖っていればイチゴツナギになるが、今の状況だと判断しかねる。詳細について再度調べ直す必要が出てきた。

以前のもの・・・2種類あった
イメージ 3
葉舌:先が三角形になっている

イメージ 4
葉舌:先が三角形になっていない



  記  平成2777日(火)