トチノキの果実が見える
6月23日(火)
公園のメタセコイアの樹を久しぶりに見た。生きている化石などと言われているが、このように葉をぎっしりつけた姿には見応えがある。成長が速いと言われるので、毎年見るが、目分量では大きな変化が分からない。これとよく似たものにヌママスギがある。最初は分かり難かったが、調べていくうちに葉の小葉の付き方の違いで区別できることが分かった。
トチノキが果実をつけている。花は大きく見事である。花が大きければ果実も大きい。一寸見るとナシを小振りにしたように見える。クリの果実は虫がつきやすいが、トチの果実は虫がつきにくいという。食べたことはないが、おいしいという。
トチノキの果実
ホルトノキに赤い葉が見える。葉はヤマモモによく似ている。慣れるまでは2つの違いが分かり難かった。よく見ると、ホルトノキの葉の中には赤みがかった葉がある。花や果実を見れば明らかに違いが分かる。いま蕾が見える。緑色の楕円球をしている。これだけ見てもヤマモモとは違っている。
赤い葉と果実
直ぐ近くにヤマモモの樹があった。赤い果実が出来ている。これを見れば、先程のホルトノキとの違いがはっきりする。ヤマモモは雌雄が異株だが、ホルトノキは雌雄同株で、両性花をつけるという。ヤマモモの赤い果実は美味しいという。
ヤマモモの果実
ナンキンハゼの花が咲きそうになっている。この花を捉えようと、毎年機会を見ているが、高いところにあり、しかも花が小さいので、捉えることが出来ない。何とか望遠で撮影して詳細を知ろうと試みているが、いまだに鮮明な写真が撮れていない。今日の写真では、まだ蕾で、開いていないように見える。
ナンキンハゼの花序
ナンキンハゼの花
公園にはカツラの樹もある。この花も知らないうちに咲き、気が付くと、このような果実になってしまっている。花は葉が出る前に咲くというので、注意していたが、今年も逃してしまった。鞘になった果実は葉の下に付くので、この写真も撮り難い。
カツラの果実
撮影:6月17日
記 平成27年6月22日(月)