イタドリが咲く
6月6日(土)
オニウシノケグサが枯れかかっている。もうこんな時期になるのだろうか。記憶とはかなりあいまいなものである。過去の記録を見ると、オニウシノケグサを見ているのは5月である。それから考えると、そろそろ枯れ始めることが分かる。茎、花枝に触ると、毛のようなもの(逆棘)があるせいか、ざらざらしている。
オニウシノケグサ
オニウシノケグサの下にナワシロイチゴがある。既に花の時期を終え、果実もなくなっている。これを見ていると、いろいろなイチゴが頭に浮かんできた。ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ、そしてこのナワシロイチゴと随分ある。ナワシロイチゴは大きく、草というより樹木に近い。何れもバラ科だが、ナワシロイチゴだけには棘がある。
少し離れたところにイタドリがあり、花をつけている。この植物は成長が速い。毎年根元まで刈られるが、夏までには、つるのように伸びてきて、このように花を咲かせる。花の1つ1つは小さいが、数が多い。
イタドリ
牧野植物図鑑によると、イタドリは雌雄が異株だという。そこまでは考えて見ていなかった。改めて見直すと、めしべらしきものが見当たらない。もしかしたら、この株は雄株になるのかも知れない。再度詳細に調べる必要性を感じた。
イタドリの花
撮影:6月1日
記 平成27年6月5日(金)