公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

シモツケが咲く

525日(月)
 
 晴れ渡り清々しい陽気になった。久しぶりに近くの公園へ足が向いた。公園では近くの保育園の園児たちが保育士さんに付き添われ遊んでいた。無邪気で思い思いに遊んでいる姿は微笑ましい。
 公園の入り口にあるゼラニウムが紫の花をつけていた。刈られ、大分小さくなったが、毎年この時期に花をつけてくれる。花弁は5枚で、中央の赤紫の線模様が花を引き立たせている。
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 直ぐ近くに大きくなったマツヨイグサがあり、すぐ隣でカモジグサが株をなしている。大きくなったマツヨイグサを見るのも久しぶりである。例年花を待たず刈られてしまう運命になっているが、今年は花が見られるだろうか。花は夜に咲くので、気が付かない人もいる。夜に次々に咲いてくる花は見応えがある。
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カモジグサ
 
 シモツケがよく咲いている。公園の花壇を縁どるように、このシモツケとハクチョウゲが植えられている。いまどちらも満開の見ごろになっている。シモツケをよく見ると、小さな花が集まっていることが分かる。小さな花には丸みを帯びた花弁が5枚ある。
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 ピンクのサツキも咲いている。年間を通してサツキを見ていると、生命力の強い樹だと感心する。水も肥料もやらず、自然のままに放置されているが、皐月の季節には必ず花を付ける。またその花の数が多く、人の目を楽しませてくれる。公園の外の道路にあるサツキはススキやセイタカアワダチソウなどの大きな株に押しやられながらも花を咲かせている。自然に適応して生きる強さには感心させられる。
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サツキ:公園内

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サツキ:道路の脇

 
撮影:522


  記  平成27524日(日)