公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

舞岡公園 ガマズミの花が咲く

518日(月)
 
 乗ったバスが舞岡台周りのバスで、いつもは帰りに乗るバスだった。そのために何時もの逆コースからまわることになった。舞岡公園に入り、右の斜面を上ると前田の丘へ通じる。斜面を見ると、いろいろな草木が見える。最初に目についたのは、ノイバラである。今、彼方此方にこの花を見ることが出来る。花だけではノイバラとは分かり難いが、葉を見るとバラ独特のつくりをしているので、ノイバラと知ることが出来る。
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ノイバラ 
 
 ノイバラを見終わっても、足はなかなか進まなかった。白色のガマズミ、エゴノキとマユミが出てきた。特にマユミは何本もある。葉や蕾がなかったときは、この樹を見てもこれがマユミだとは分からず、通り過ぎていた。1本のマユミが見つかると、すぐ隣にも同じ樹が、またちょっと離れたところにもある。「こんなにたくさんあるのかぁ」と思った。
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白色のガマズミ、エゴノキとマユミが続く

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ガマズミ

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ガマズミの花

 藪の中に大きなケヤキがあり、道路際にはコナラが立ち並んでいる。ここの坂を上りきると、ヤマグワが目立ってくる。前田の丘のこの一帯はヤマグワである。確かにヤマグワに間違いないだろうと花、果実を探した。花はすでに終わっているようだ。赤みがかった果実を見ることが出来た。ヤマグワに間違いがない。
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ヤマグワ

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ヤマグワの果実

 ミズキ、キブシを見て階段を上り、山に入った。ここからはクヌギ、コナラが主体になっている。左側に小さい緑色の粒をつけた樹が見つかった。先ほど見たマユミとは違っている。緑色の粒は小さい。紫色がった枝の葉腋から花枝が出て、それがさらに分枝し、その先についている。葉には毛が無いので、ムラサキシキブと思われる。
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 ミズキ休憩所からカッパ池へ出たところにイヌシデがある。イヌシデと言っても確認できていない。アカシデの葉の先は長く伸びる。これは長く伸びていないようだ。イヌシデでいいのだろうか。この花を見たいと思い、気を付けていたが、あっという間に見逃し、見るチャンスを失ってしまった。今日、イヌシデと思われそうな樹を見ても、花は見つからない。。ほぼ諦めていたところ、かすかに雄花が垂れさがっているのがあった。見るからに花粉などは飛び去っているかに見えた。それでも撮影してみた。図鑑と照らし合わすと、雄花の花序で、あることが分かる。
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イヌシデ?の雄花
 

撮影:513
 

  記  平成27517(日)