公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

藪の中のこの葉はツルニチニチソウだった

425日(土)
 
  藪を見ていると、青紫色の花が目に入った。この花は庭などに植えられており、よく見かける。この藪にどのようにして入ったのだろうか。
 「昨年の冬、この葉を見て何という名前か」と考えた。葉が対生なので、ヘクソカズラが思い浮かんだ。しかし、へクソカズラは冬には葉を落としている。従って、明らかに違う。次に思い付いたのは、キヅタであった。葉に艶があるところなどは似ているが、キヅタの葉は互生になっている。従って、キヅタとも違う。疑問を持ちながら今日まで来た。
 今日この葉と花を見て驚いた。図鑑で調べると、ツルニチニチソウと分かった。花の形がニチニチソウに似ているところからこの名前が付けられたという。いわゆる園芸植物であった。
 
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2013-12-28に見た葉

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2013-12-28に見た丸い葉
 
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2013-1-5キヅタの葉を考えた
 
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2013-1-5対生でないところも見られた
 
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2015-4-16青い蕾が見えた

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2015-4-16よく見る花が咲いていた
 
 色々な資料に長いこと当ったが、いつも答へ辿り着くことが出来なかった。あくまでも自然の中のつる性植物と思い込み考えていた。まさか身近にあるつる性植物とは考えなかった。何方が、捨てたものが広がったと考えられる。園芸植物はたくさんあるので、分かりにくい。彼方此方遠回りしたが、それが勉強になった。中々分からないことでも視点を変えれば答えが近くなることも知ることが出来た。

参考
   http://blogs.yahoo.co.jp/yokohamaiwao/12332479.html 26.1.5
 


記  平成27424日(金)