ドウダンツツジが咲く
4月11日(土)
晴れたかと思うと、曇り、雨、強風があったりし、春の天気は落ち着かない。でも次第に暖かくなってきたことには違いない。久しぶりに曇り空の中、浦島公園へ出かけた。各地のソメイヨシノは散り、サクラの季節は過ぎ去ったと思えるが、浦島公園はこれからヤエザクラが咲き出す。どんな具合になっているか様子を見るのが今日の目的である。
入口へ行くと、シャリンバイの新芽に気が付いた。枝先を見ると、いくつもの新芽が寄り添うようにかたまっている。新芽の部分は淡い緑色で、毛がたくさんある。この新芽は葉芽と思える。
シャリンバイの新芽
シャリンバイに新芽が出たならば、シモツケにも新芽が考えられる。すぐ隣にあるので、移動した。枝先を見ると、茶褐色の葉が見える。中には小さい葉もある。新葉がもうここまで成長したことが明らかである。ちょっとした期間なのに成長の早さに驚く。
シモツケの新葉
今日の目的のヤエサクラを見ると、薄い色がついている。蕾に色がついたのは明らかである。人の目で見ると、ピンクがかって見えるが、カメラで覗いてみると、暗くて鮮明に見えない。近くによって何とかヤエザクラと分かるような写真を撮った。曇っていることもあり、花にはなっているが、開ききっていない。
ヤエサクラ
サクラの根元にドウダンツツジがある。見ると黄白色の色がついている。小さな釣鐘状の花が咲いている。近くで見ると、可愛い花と分かる。釣鐘状の花はアセビを思わせる。そこで、二つの花を比べてみると、ドウダンツツジの花にはが膨らみがあるように見えた。
花をつけたドウダンツツジ
ドウダンツツジの花
ドウダンツツジを見ていると、すぐそばにピンクがかった花が見えた。一瞬何だろうと思った。そのうちに「ハルジョオン」であることに気が付いた。ハルジョオンが咲き出してもおかしくない時期に来ているが、見られない時期に顔を見ると、慌ててしまう。この花が咲くと春から初夏への動きが感じられる。
キュウリグサの花
道沿いにレンギョウが満開になっている。先日見た時もほぼ満開であった。この公園のレンギョの開花は遅かったが、けっこう長い期間咲いているようだ。
満開のレンギョウ
撮影:4月10日(金)
記 平成27年4月10日(金)