公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

シダレザクラが咲く

412日(日)
 
 華やかな赤い花をつけたカンヒザクラのその後を見た。もうあの華やかな面影はない。今は新緑の葉が茂った樹の1つに過ぎない。この樹の幹、葉を見てカンヒザクラと判定することは非常に難しい。
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葉桜になったカンヒザクラ
 
 ハナモモの花が咲いた。公園には赤いハナモモが2本と白いハナモモが1本ある。まず見たのは赤いハナモモである。ハナモモは花がぎっしりつき、豪華に見える。ところが今年は何が違ったのかそのような姿をしていない。どう見ても花のつきが少ない。2本あるので、ほう1本も見た。やはり花のつきが少ない。2本に何か共通なものがある。白いハナモモはと心配になり、急いで見に行った。こちらは平常に花がたくさんついている。
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赤いハナモモ:花のつきが悪い

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白いハナモモ:花のつきはよい
 
 赤いハナモモの隣にカリンがある。花数が増えていた。ピンクのわりときれいな花である。花数はたくさんあるが、果実まで成長するのは極わずかである。例年実る果実は数個である。その代り1つが驚くほど大きい。
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カリン
 
 名の分からないシダレザクラに花がついた。毎年花が咲くと何という名前なのか調べているが、中々名前が見つからないでいる。サクラの特徴はがく筒にあるというので、毎年そこを注意してみている。がく筒には毛があり、やや膨らみが感じられる。エドヒガン系と思われる。花は八重になっている。
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花をつけたシダレザクラ

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がく筒:毛がある
 
 シモクレンが満開になっている。近くのモクレンの花はほとんど散ってしまっているが、公園のシモクレンは、例年どういう訳か開花が遅い。このシモクレンは未だ背丈が低いので花の詳細を見ることが出来る。
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花が咲いたシモクレン
 

撮影:410


  記  平成27410日(木)