公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ウンナンオウバイとサクラの景勝

46日(月)

 シュゼンジザクラを確認しようと、再び奥へ戻って行った。しかし、目指したジュゼンジザクラの花はなかった。その代り、例年見るウンナンオウバイが咲いていた。この花を見るときいつもロウバイオウバイが頭に浮かんでくる。黄色い花の感じはよく似ている。葉がなく花が咲くのはロウバイオウバイであり、ウンナンオウバイには葉がある。調べると、オウバイは落葉樹、ウンナンオウバイは常緑樹であった。
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 中ノ池の奥まったところにヤナギの樹がある。新葉が出てきて、美しい緑になってきた。この緑とサクラの花がよく似合う。対岸には見晴らしどころが設けられていて、カメラをセットしている人が多く見られる。岸辺には多数のカモが寄って来て、見学者を喜ばしている。
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ヤナギとサクラ

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見学者を喜ばすカモ
 
 遠方に先ほど通ってきたヨコハマヒザクラとソメイヨシノが見える。近くで見た時は、迫ってくるような美しさを味わうことが出来たが、遠くからの景観も別な趣がある。水、サクラ、山、都会では少ない景勝地と言われるだけある。
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水、サクラ、山の景勝
 
 一巡して元の南門へ戻ってきた。相変わらず多くの人がやってくる。池面を見ると、どっちを向いても美しい景観が広がっている。白色のソメイヨシノ、赤系のヨコハマヒザクラ、それらを美しく引き立たせている緑と水そして山、サクラの観賞を存分に満喫できたひと時だった。
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水、サクラ、山の景勝

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ソメイヨシノとヨコハマヒザクラ

 
撮影:331
 

  記  平成2744日(土)